いつの間にか帰国まであと48日と50日を切ってしまった。帰国報告
会や所長面談などの帰国プログラムの日程なども事務所から送られ
てきて、尻に火がついてきたような気がする。
尻に火がついているような気がするのだが、なぜかまだ自分の尻で
はなくて他人事のような気がしていて切迫感が無いのも事実である。
MESCでの仕事も後1月足らず。最終プレゼンの準備もしなければ
ならないのだが、一向にやる気が起きない。
その前に来週には小学校での授業研が2校予定されていて、先生
方向けのプレゼンの作成をしているところなのだが、不思議に焦ら
ず、できてもいないのに何とかなるだろうとたかをくくっている自分に
驚きを感じてしまう。
話は変わるが、JOCVから「男はつらいよ」全48巻のDVDをもらい
受けて一週間ほどで全部見てしまった。
昔映画館で見たものや、テレビでの放送などで見たものがいくつか
あるのだが、一作目から順番に見ていくと、物語の連続性と寅さん
の人間的な成長などが感じられてまた違った面白さを感じることが
できた。
柴又へ、いつでも帰っていける場所があることが、この物語の基盤
になっている。
また、ただ単なるお笑いだけでなく、人情に訴える場面が必ずある
のがヒットした理由なのだろう。
昔、日本で見たときよりも、今サモアで見る寅さんのほうが何倍も
面白く、また泣ける。
毎日寅さんを見ながら、早く日本に帰りたいと思うこのごろである。