その後、休んでいると新生児科の先生がきました。




「赤ちゃんね、ちょっと小さいから呼吸とかまだ上手じゃないから、しばらくGCUで預かります。いまエコー検査させてもらったんですけど、腎臓はやっぱり1つは萎縮してますね。たぶん機能していないと思います。あと…」
「心臓にね、穴が開いているんです。そんなに大きくはないんですけど。だから、しばらく様子見ていきましょう。」




あー、やっぱり。
違和感の正体は、これか。
やっぱりダウン症なんかな。
冷静に感じる自分と、

どうしよう。どうしたら…
もう巻き戻せない。どうしようもない。
私の、私たちの人生はこれからどうなるんだろ…
不安に押しつぶされそうになる自分が交互にやってきて、


パニックになりながら、主人に、
「どうしよう。ダウン症かな。」
と言うと、
「いやいや、違うやろ。顔とか違ったやろ。
違うに決まってるよ。」
主人の方がパニックになっていました。苦笑



翌日、主人と一緒に新生児科の先生から
次男の今の状況を詳しく聞き、
(腎臓や心臓の状況に加えて、肺高血圧症もありました。)
「ここまでで、何かご質問は?」
私は、早くはっきりさせたい、という思いから、
「あの、染色体異常とかは…ないでしょうか?」
と聞きました。



すると、先生はおもむろに用意していた紙を差し出しました。
紙には
「染色体検査について」
と書いてありました。
そして、説明がありました。
腎臓や心臓に異常がある、ということが
ダウン症などの染色体異常の子に多くみられる症状であること。
「どのくらいの可能性ですか」
と聞くと、
「経験上、ほぼ間違いないと思います。」
と言われました。



ショックでした。
告知のあとは、主人も私もパニック状態で、
しばらくは前向きにはなれなかった。

2人で、どうしよう、どう周りに伝えたら良いのか…そればかり。
ちょうどその日にお見舞いに来てくれた自分の親には、泣きながら報告しました。
母には以前のNTの指摘のことも伝えていたので、
「あなたが産むって決めたんだから、頑張って育てるしかないよ。みんな協力してくれるよ。」
と言ってくれました。
父はショックを受けていましたが、
「身体の方が心配やな。身体が大丈夫なら大丈夫だから。」
と言ってくれました。

義両親には、今日はお見舞いは遠慮してほしい旨を主人から伝えてもらいました。
冷静に話せる自信がなかったからです。
そっとしておいて欲しかった。



実両親が帰ったあとは、主人も帰って、
少し病室でゆっくりして、
GCUに赤ちゃんを見に行きました。
酸素が繋がれていて、低血糖になるから、と点滴が繋がれていて、
小さくて、痛々しかった。
でも、
肺高血圧症のせいで、お腹をペコペコさせながらも、一生懸命呼吸している次男を見て、
涙が出て、



愛おしい、
どんな子であっても、
自分の子だ、
お腹で育てた子だ、
愛おしいに決まってる。





そう思いました。