私が今シーズン主に通った渓流は、名倉川、根羽川、水窪川でした。

 

★水窪川(10月1日から禁漁)

水窪川は今シーズンから天竜川漁協の遊漁券で釣りが出来るようになったので、せっかくだから行ってみようと思っていたので、1回目はKZOKさんにガイドをお願いして車も出してもらうという何とも楽ちんな釣りでした^^;

が、至る所に釣り人の車が停まっていて人気の高さに驚きました。

そしてその日は1匹バラしただけで残念ながらノーキャッチでした。

 

2回目に行ったのは単独で、ポイントについては全く情報が無いまま手探りでの釣行となりました。

ただラッキーなことに最初に入ったポイントが当たりで、やる気のあるアマゴが沢山泳ぐ流れでした。

初めて釣る流れでいきなり30匹を超える釣果となったことにビックリしました。

ただ、水窪川に行くまでの道がすれ違いに気を使う場所も何箇所かあるので、行くのに躊躇してしまうこともあり、行った回数は6回に留まりました。

それでも1回目と大増水していた3回目を除けば、旧知の釣友NG君と偶然会って一緒に釣り上がった日でも20匹超で、残りの3回は30匹超の釣果でした。

かなり安定した釣果が期待できるので、来シーズンも月に1回くらいのペースで行こうと思います。

 

★根羽川(9月16日から禁漁)

根羽川は20年ほど前には年券を購入して通っていたのですが、度重なる台風や豪雨で大きな被害が出てから足が遠のいていました。

同じ水系である名倉川に一昨年から通い始めたこともあり、今シーズンは根羽川の年券も購入してみました。

多くの漁協が今シーズンから年券の価格を上げている中、3500円と言う年券の安さは特筆に値します。

名倉川で釣りができない時のバックアップ用にもなってくれればと思ったのですが、こちらもまずはポイントの開拓から始めました。

気になる支流をいくつも回ってアマゴの流れ、イワナの流れ、イワナとアマゴ混凄の流れを見付けることが出来ました。

そして根羽川で渓流初の50匹超えが実現しました。

過去には大イワナが釣れることでも有名だった根羽川なので、来シーズンは大物探しもしてみようと思います。

 

★名倉川(10月1日から禁漁)

名倉川も根羽川同様、過去の災害で足が遠のいていたのですが、一昨年から改めて通い始めました。

今シーズンは3月上旬の雪景色の中でのスタートとなりましたが、そんな中でも釣果を得ることが出来ました。

季節が徐々に進むとともに釣果も上向き、釣行回数も伸びました。

また、ほぼ毎週◯久保君とランチタイムを過ごすために通ったことも名倉川への釣行が多くなった一因です^^;

驚くことに9月に入ってから50匹超えを2回達成となりました。

そして今シーズンは、32cmのイワナをキャッチすることが出来ました。

こんな細い沢にこんなイワナが居るのか?と驚かされました。

まだまだ期待できそうな支流があるので、来シーズンもポイント開拓も積極的にして行こうと思います。

段戸川のブラウンも来シーズンに持ち越しとなりましたが、真夏は気温が高過ぎることに加え蜘蛛の巣が張り巡らされていて釣りにならないので6月頃までのチャレンジになりそうです。

 

★2024年シーズン釣果が伸びた要因と思われること★

・TKSPの使用

春先は昨シーズンからの流れでBHニンフを主に使用していましたが、BHニンフへの反応が悪く感じたことからTKSPに変えたら状況が好転したことをきっかけにTKSPを使うことが多くなりました。

BHニンフは狙ったところに落とすことが出来ないことも多くキャストミスで魚に逃げられてしまうことも少なくありませんでした。

TKSPはビーズヘッドを使っていないので、BHニンフよりキャストの精度が上がります。

そして春以降はBHニンフで必要以上に沈めなくても表層から中層を流れるTKSPで十分に魚が反応するので、キャストが楽なTKSPがメインのフライとなりました。

当初はクリーム色を多用していたのですが、ある時(8月11日)チャートリュースのTKSPに良い反応が続いたので、その後はゲン担ぎもあってチャートリュースのTKSPが定番となりました。

TKSP(チャートリュース)

 

※実際にはフライは何でも良いと思います

(身も蓋もないですが、お気に入りの信頼できるフライであれば、フェザントテールでもMSCでもヘアーズイヤーでも、^^;)

 

・河川図で新規開拓!(https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/search/

河川名・水系名による検索 | 国土数値情報河川データセットを利用して名倉川や根羽川の気になる支流を探して、現地周辺では車のナビ画面に頼ってポイント調査をしていました。

以前は、人に教えてもらったポイントや有名なポイントばかりに行っていたので、ポイントの引き出しが全然増えませんでしたしポイントを新規開拓しようとも考えませんでした><

でも一昨年から改めて名倉川に通うようになって、地図で見付けた支流を探ってみると思い掛けない好ポイントに出会うことが出来るようになりました^^;

 

一番大事なのは、やる気のある魚が沢山居る場所で釣ることに尽きます!!

 

※P.S.

TKSPはフライフィッシングを始めた当時巻き始めた私のオリジナルフライです。

管理釣り場でのルースニング用として巻いたのですが、その後サイトフィッシングでイトウ(管理釣り場)を狙うことに使って以来、イワナ(管理釣り場)のサイトフィッシングや寒狭川中部で解禁当初にアマゴをリトリーブで狙ったり、初期の忍野でのサイトフィッシング用としても活躍してくれました。

ただ、LTMを使い始めてからは出番が極端に少なくなり長らく主役の座を明け渡していました。

それが今シーズンの渓流でTKSPが主役として復活してくれました^^;

思い入れが深いフライだけに非常に嬉しい復活劇となりました!!