」東京都庁に家宅捜索に入る警視庁の捜査員=4日午前10時すぎ、東京都新宿区(太田明広撮影)
首都直下地震に備えた東京都水道局発注の倉庫建設工事をめぐる贈収賄事件で、
警視庁捜査2課は4日、収賄容疑で逮捕された都交通局係長、大(おお)機(はた)基宏容疑者(49)が今年3月まで勤務していた
都水道局など関係先約10カ所を家宅捜索した。
捜査2課によると、大機容疑者は水道局の係長時代、建設会社「郡リース」(港区)社員、金田哲(さとし)容疑者(50)=贈賄容疑で逮捕=から、
都内の居酒屋やキャバクラで計68回にわたり計約110万円の接待を受けたとされる。
郡リースは20年12月~21年8月、
水道局発注の震災復旧資材の備蓄倉庫建設工事など4件を入札総額約5億8700万円で落札。
落札率(入札予定価格に対する落札額の割合)は約96~99%で、捜査2課は、入札情報を把握していた
大機容疑者が、接待の見返りに同社に確実に受注させるよう便宜を図ったとみて
入札の経緯を詳細に調べる必要があると判断した。
都水道局が入る新宿区の都庁第2本庁舎には午前10時過ぎ、スーツ姿の捜査員約30人が入った。
