​​先日のアンケート調査の分析を続ける。前回のレポートに述べたように、実施されたアンケートに関しては、4月21日までトータルで287部の結果を受け取った。今回の分析としては、それぞれの結果を宮城県経済商工観光部より発表されたデータと比較する。本レポートには2019年と2022年(令和四年)の「観光統計概要」と他の調査データも含まれる。

 

まず、宮城県での宿泊状況について、説明する。

 

2022年宮城県を訪問した大中華地域観光客はトータルで13830人泊だった。(注釈:中国、台湾、香港とマカオは大中華地域と称する。)

 

コロナ禍以前の2019年(令和元年)といっても、宮城県を訪問した観光者は主に台湾からで、たとえピック時期があっでも、中国観光客はただ64503人泊だった。この統計には観光がもちろん、またビジネス旅行、親戚訪問などの旅行の形という、様々な目的を抱き、いわゆる全体的な訪問統計数である。

 

一方で、大阪府を訪問した観光客の数を見てみると、2019年大阪府の接客数は1541.6万だった。その中の大中華地域観光客数が767.3万に達した。(注釈:宮城県より、数値計算単位は人泊というもので、つまり、一人当たりの一泊は1人泊という。また、大阪府より提出した単位は「人」で、つまり一人の観光客は1と計上するわけである。だから、このデータから見ると、実際に宮城県への訪問数値はもっと多かったはず)。

 

だが、2022年宮城県を訪問した中国観光客の推計結果を具体的に分析すると、観光目的として、宮城県に行った観光者はにただ23%だけで、たとえコロナ禍以前の2019年の場合でもわずか28.35%であった。その統計からみると、宮城県の観光産業は日本国内でもあまり発展したことない言うまでもなく、大中華地域観光客にとって、宮城県が観光目的地としての全体的な認知度もあまりないというのは事実だった。

 

下記の表に基づいて、説明する。

 

 

2022年宮城県

 

 

2019年宮城県

 

 

また、対照用のため、下記の図表は2019年大阪府公式より外国人旅行者数であった。

 

 

 

 

宮城県5年間の宿泊状況は下記の通り。

 

 

下記は日本政府観光局より、2019年日本全国訪日外客数であった。

 

 

下記の宮城県の調査図表【2019VS2018年、YOY】によると、ほかの宮城県地域と比べてみると、仙台訪客数の割合は大幅に超えた。季節ごとの訪問数はほぼ平均的であり、ビジネス旅行と親戚訪問はまだメインな旅行目的と見られる。

 

 

 

下記の図表は2022年と2019年宮城県の目的別による訪問消費額統計であった。(上の表2022年、下の表は2019年になる)。

前に述べたように、2022年観光目的のとして、宮城県を訪問した外客の宿泊者数が計上され、消費額単価が2.6万円/人回と書かれた。だが、当年度の観光消費額単価表では記入数されていない。また、2019年のデータには外客の延べ宿泊者数が3.5万円(単価)であったが、日帰り客数は9212円しかなかった。2022年より2019年の日本人数が多かった以上、外客も2019年ほうが多かったはず。

 

 

 

本アンケートより集計した羽生氏のファンのデータを引き続きに比べてみる。

 

第四問:宮城県での観光消費額単価はについて

 

 

 

下記の統計データの推計に基づいて、外客の総合消費波及倍率は約160%である。

先ほどの統計表にある段取りによって、中間値を取り、簡単に平均数を取る。

そうすると、RE_PRAY宮城公演を見る行ったファンの消費額単価(人回)は約17.8円となった。倍率で掛けると計算してみると、一人当たりの総合経済波及効果はおおよそ27.3万円と推測できる。それによって、1000人の場合は経済波及効果の面で2.73億円になると考えられる。

 

 

 

 

下記の表はRE_PRAY宮城公演を見るに行ったファンの一人に対し、総合経済波及効果の試算結果となる。(波及倍率は160%とする)

 

 

 

経済波及効果などのトピックはそこまで述べ終わったが、ほかの詳しい資料をもらったら、また突込んだ分析してみる。

 

次は旅行関連に関する質問の分析結果になる。

 

第一問:公演開催発表の前、宮城県への認知度について         

36.6%は今回の宮城公演開催のため、初めて宮城県を訪問したわけで。また、その2.09%は今まで宮城県を聞いたことがなく、本公演であっての認知であった。

 

 

第二問:何を通し、宮城県のことを知ってくるか。
95.47%は羽生結弦さんを通して、宮城県をわかってくるというオプションを選択した。

さすが、仙台宣伝のアンバサダーである。

第三問、宮城県への訪問頻度について

 

83%以上のファンは羽生結弦をきっかけに、頻繫に宮城県を訪問したりする。また公演をきっかけに、割合は71.43%に達する。いわゆる、羽生結弦さんが日本で公演を開催するかぎり、開催地が宮城県でなくとも、宮城県は必ず多くの外客が殺到するに決まってる。

 

 

 

第四問、今回の宮城公演開催の間に、アクセス方法について

 

飛行機以外、JR、バス(アンケートの回答設計には地下鉄の答えを忘れてしまった。参加者をその答えを記入してくれた。)と地下鉄などは一般的なアクセス方法であるが、ファンの中には団体レーカンとタクシーのようなアクセス方法も流行っている。割合は3割に近い。

 

第五問:今回の宮城県に選択したお泊りところについて。

 

チエーンホテル、格安ホテルはレギュラー選択であるが、30%以上のファンはスターホテル、高級ホテルを選択した。これも無視できないほど消費力に間違いない。

 

 

第六問:今回の宮城公演開催の間に、宮城県での主な消費額について

 

91%のファンは公演グッズ購買で、第二番目の大人気商品は羽生結弦関連グッズ、例えば、ずんだミルク、プーさん、最中、ゆづの語呂合わせ商品など。また、半分以上のファンは羽生結弦がアンバサダーを務めるブランドと関連出版物を購入したりする。多くのファンはすでにネットで購買したことがあったが、現場でも買い続けたりすることも多かった。その割合は非常に高かった。

 

例えば、仙台GUCCI店の前に長い行列で並んだことは目立つ。言えば、羽生結弦の影響力は半端ない。地方のお土産物、スキンケア、アニメ商品とデジタル商品などの日本お土産以外、高級ブランドのバッグ、OTC薬と日本酒もショッピングの狙い目になる。

 

第七問:今回の宮城公演開催の間に、観光地の場所選択について
 

 

98%のファンは聖地巡礼を選択した。また、6割のファンはついでに名勝リゾートにも行ったりした。半分近いファンは爆買いしたり、シーゾナルリゾートにも行ったりした。(例えば、桜見、立山など)。つまり、半分くらいファンはほかのところにも行ったわけであった。羽生結弦関連商品と羽生結弦の関連聖地をめぐって、もっと豊かな観光サービスを提供してもらったら、滞在期間が長く、消費の範囲も大きくなると思われる。

 

第8問:持っているビサーの種類について

 

 

ビザ免除とマルチビザをお持ちファンの割合は75以上を超える。前に述べたように、8割のファンは羽生結弦の公演開催の原因で頻繫に宮城県を訪問したり、宮城県でバカスを楽しんだりする。またそういう意欲も高い。これはまさには反映された。また、ビザ免除を持っているのは中国以外の香港と台湾のファンで、20%の割合を占める。つまり、今回のアンケート参加したファンは様々であった。

 

第九問:9、アイスショーの観賞以外、宮城県を再び訪問する可能性またはプランについて

 

 

75.6%のファンは再び訪問する思いはある。宮城県にちゃんとチャンスを把握してもらいたい。

 

 

第十問:宮城県側として、観光の接客面に関しては何か改善できるところについて

 

 

 

そのフィードバックからみると、仙台は非観光都市ではないけれど、仙台をはじめ、宮城県にも改善できるとことはたくさんがある。その中に、交通アクセス力と外国語サービス能力は間違いなく三位に入った。だが、情報宣伝の問題でも同じく一位目に入ったのは本当予想外のことだった。ほかのアドバイスはまだあるが、RE_PRAY宮城公演を見る行ったファンから具体的なアドバイスとフィードバックは下記の通り。

 

 

 

フィードバックでは改善点が要らない(答えは「なし」と「Sendai is super good already」)とを書かれたが、その二つのフィードバック以外、一部のファンはよりよい接客態度を要求している。また、交通アクセス運営力以外、宣伝不足っていう問題は最も肝要で、これを改善してほしいように呼びかけている。

 

佐賀公演開催場所は市内にあったが、多分、仙台市と利府市は別々で、その原因か、今回の宮城公演に対し、仙台側の宣伝は全くなかった。

 

もし、宮城公演の開催場所は仙台市内が置かれたら、仙台側としては、佐賀と同じように宣伝してくれたかなと思う。利府駅では相応な宣伝活動があったかどうか知らないけど、利府は大きい都市ではあるまいし、本公演との国際レベルとは全然合わないというイメージがある。

 

また、朝早く起きて、新聞報道の一部すらも買えない場合もあった。ロカールの新聞報道はただ河北新報しかなく、しかも報道面が小さかった。ちなみに、河北新報にいろいろなクレームがあったようで、今回は初めてのクレームでもなかった。仙台は宮城県の中心で、また交通アクセスの交差点であり、特に多くのファンはまず仙台に行った後、また利府会場に行ったのはいつもルーティングである。

海外ファンのみならず、ほかの地方からのファンとも羽生結弦さんの公演情報を早めに手に入れたくて、やっはり何本線か交差している仙台駅では公演宣伝をきっかけに、いろいろな羽生結弦の中心に、観光プランとかをやってくれるべきだった。

正直に言って、行政の地域を分けて、それぞれの観光プランを考えるのはすでに時代遅れというものである。

 

仙台側としては、その熱望、改善点を見つけてほしい。例えば、より多い、より豊かな観光サービスを提供してほしいという要求はもう現在のメイン熱望である。また、現在のアクセス面に関しては、たくさんの場所に行くようなら、ファン自身がレンタカーをせざるを得ない。アドバイスが書かれたように、例えば羽生結弦のテーマをめぐって、観光路線を設計してもらい、今後直接に行けるという交通プランを立てらければ、ありがたい。

 

要するに、仙台はもっともっとよりよい発展してほしい。その時、仙台とファン両方ともウィンウィンだなと思う。