初めてローチョコレートを作ってみた。購入したローチョコレート作りの本から、ビターチョコレートのレシピを選んで。
ローチョコレートは酵素が生きていることが利点なので、カカオバターを溶かす際には47度以下を保つ必要がある。それさえ気を付ければ、ローチョコ作りは簡単。
テンパリングはしてもしなくても良いと書いてあったけど、した方が食感が良くなるしツヤがでるので、テンパリングした。
元々菓子作りの仕事をしており、チョコのテンパリングは散々やってきたので、テンパリングすることを手間に感じない。
出来上がった液状のローチョコは、先日買ったブタさんの型に流して冷蔵庫へ。
昨日の昼過ぎに作って冷やしたローチョコを、夕方に取り出した。
あれ。。。可愛いフダさんというか、
ちょっと怖いかも。
(^_^;)
ルンルンしながら1粒食べた。
あれ。。。
思ってたより美味しくない。
( ̄(工) ̄)
こないだローチョコレートについて記事に書いた通り、
高温処理していないカカオには素晴らしい成分が生きていて、それが幸福感をもたらす。
という、予備知識があったので、期待し過ぎたのかも知れない。
1粒口に含んだ瞬間、幸福感に全身が包まれるもんだと思っていた。
わぁ〜、幸せ〜〜〜♪
と感じるほど、これまで食べてきた市販のチョコレートにはない美味しさだと思っていた。
口に含んだローチョコレートが溶けても溶けても、幸福感には包まれなかった。。。
もう一粒食べて、今度は口の中で溶かさず噛んでみた。やはり、幸福感には包まれなかった。。。
( ̄(工) ̄)
すこぉーし、酸味を感じた。酵素が生きているというモノは、そうゆうものなんだろうか?
何年か前に、昔から受け継ぐ天然の菌を利用してオーガニックな酒造りをしている会社の、日本酒を頂いたことがある。
その日本酒も、酸味があった。わたしはその味を美味しいとは感じなかった。
昨日作って出来上がったローチョコに対しても、同じ気持ち。
酵素が生きていてカラダに良いかも知れないけれど、この酸味はいらないな。もう少し美味しく作りたい。
これまで食べてきたチョコレート特有の、ネットリ感がないのは気に入った。
「チョコレート=溶けるとネットリしてまとわりつくモノ」
と思っていたけど、ネットリするのは添加物のせいだったのね。勉強になった。
市販されている一般的なビターチョコレートの成分(使用量の多い順)
砂糖
カカオマス
植物油脂
全粉乳
ココアバター
レシチン
香料
今回作ったロービターチョコレートの成分(使用量の多い順)
ローカカオバター
ローカカオパウダー
メープルシロップ
天然塩
こうして成分を見比べてみると、ローチョコの方がカラダに良いのは一目瞭然。
今回は、本に載っていたベーシックなビターローチョコレートのレシピで作ってみたので、配合を変えて再チャレンジしてみよう。
(^_^)(^_^)
それではまた。
Sammy