いつもご遠方よりメンテナンスでのご入庫ありがとうございます。

 

2014年モデル ゴルフ7くん、1年定期点検作業実施です。

 

 

 

尚、1年定期点検時の作業内容は下記の通りとなります。

(※特に走行距離10万キロ越え、車歴10年前後のワーゲンオーナーさんには、お勧めです。)

 

 

 

■かじ取り装置
〇パワーステアリング装置のベルトの緩み、損傷(※新しいモデル(電動パワステ)ではパワステベルトは無いので、パワステ装置の機能点検)
 
■制動装置
〇ブレーキ・ペダルの遊び、踏み込んだ時の床板とのすき間
〇ブレーキのきき具合
〇駐車ブレーキ機構の引きしろ
〇駐車ブレーキのきき具合
〇ホース、パイプの漏れ、損傷、取り付け状態
〇マスタ・シリンダ、ホイール・シリンダ、ディスク・キャリパの液漏れ
〇ディスクとパッドのすき間
〇パッドの摩耗

 

■動力伝達装置
〇トランスミッションの油漏れ、油量
〇ドライブ・シャフトの連結部の緩み
 
■原動機
〇排気の状態
〇エア・クリーナー・エレメントの状態
〇エンジンオイル漏れ
〇ファン・ベルトの緩み、損傷
〇冷却装置の水漏れ

 

■マフラ、車枠等
〇エグゾースト・パイプ、マフラの取り付けの緩み、損傷

 

■走行装置
〇タイヤの状態
〇ホイール・ナット、ホイール・ボルトの緩み

 

■電気装置

〇バッテリーのターミナル部の接続状態

 

 

 

 

先ずは運転席側の足回り。
 

 

 

運転席側、後ろ側より
 
 

 

 

助手席側の足回り。
 
 

 

 

助手席側 後ろ側より。
 
 

 

 

右リア足回り。
 
 

 

 

左リア足回り。
 
いづれもブーツ破れ等無しです。
 
 

 

 

エンジンオイルパン下部(前側より)
 
 

 

 

エンジンオイルパン下部(後ろ側より)
 
 

 

 

DSGトランスミッション下部。
 
 

 

 

エンジン〜トランスミッションとの繋ぎ目。
 
全体的にエンジンオイル及び DSGオイル漏れ等無しです。
 
 

 

 

マフラー(キャタ周辺)
 
 
 
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マフラー(センター)
 
 

 

 

マフラー(センター、後ろ側より)
 
 
 

 

 

マフラー(リア)
 
いづれも腐食や錆等無しです。
 
 
 

 

 

フロント足回り、ブレーキ関連の点検。
 
 

 

 

リア足回り。
 
ブレーキパッド残量等問題無しです。
 
 
前後とも全体的に軽めの清掃実施しております。
 
 
 
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その後、タイヤ&ホイール取り付けます。
 
トルクレンチを使用して規定トルクにて締め付け実施です。
 
 

 

 

続いてエンジンルーム内の点検実施。
 
 
先ずは、バッテリー性能テスト実施、数値上の問題無しです。
 
 

 

 

リブドVベルト、亀裂等無し。
 
 

 

 

ブレーキオイルは定期交換推奨です。
 
次回の継続車検時にでも。

 

 

 

 

エアークリーナも点検します。

 

関連パーツをわらわら外して、、、

 

 

 

クリーナー本体を外します。
 
 

 

 

エアーフィルターは次回の車検時には交換ですね。
 
エアーブローして再取り付けしてます。
 
 
 

 

 

ついでに周辺も清掃しておきます。

 

 

 

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クーラントシステムには、ワコーズ クーラントブースター注入。

 

注入効果は、、、

〇冷却水の防錆・防食効果の強化と、消泡性能の向上により、LLC性能の向上とLLC寿命の約2年延長させることができます。

○強力な消泡性能により、気泡により低下していた冷却水の流速・流量が安定します。また、気泡による冷却効率の低下や水温の不安定も抑制します。

 

クーラントシステムを安定させ、オーバーヒート予防にも繋がります。

 

 

 
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燃料タンク内に、ワコーズフューエルワン注入。

 

注入効果は、、、

〇燃焼効率の向上

〇排ガスのクリーン化

〇燃料系の防錆

〇インジェクターノズルの清掃

 

です。

 

 
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こちらはご依頼作業の前後ワイパーブレード交換。
 
VW純正パーツにて手配しております。
 
 

 

 

もう一つのご依頼事項である、「スナップオン エアコンサービスステーション プロ」施工です。
 
 

当作業では、専門の機械(スナップオン社製)を使用して、極めて正確なフロンガス充填が実施できます。

 

 

専門的な話になりますが、回路残量補正機能と流速制御により充填計量5グラム単位で高精度な充填が行える機能が付く、非常に優れた機械です。

 

 

実際の作業の流れとしては、、、

 

→エアコンガスの回収

→エアコンガスの高純度再生

→真空引き

→エアコンガスの規定量充填(※5グラム単位)

 

上記、一連の作業を行います。

 

 

 

 

先ずは、ゴルフ7のエアコンフロンガス規定量を確認。
 
500グラムですね。
 
 

 

 

同時注入する「ワコーズ パワーエアコン プラス、の容量を確認。
 
25グラムとありますので、、、
 

 

 

フロンガスの充填量は475グラムで設定します。
 
 
 
それでは、スイッチオン。
 
 

 

 

 

回収量は、、、
 
315グラムでした〜
 
 

 

 

従いまして、追加量は、、、
 
160グラムです。
 
 

 

 

作業途中で一旦機械内に回収されたフロンガスは高純度再生され規定量で車両のエアコンシステム内に再注入されます。
 
また、途中の真空引き作業時にはガス漏れも点検されております。(万が一、ガス漏れが発生している場合は作業エラーになり、同作業が完結しない様になっております。)
 
 
同作業により、エアコンの効きが最適化されるのは勿論、エアコンコンプレッサーをはじめとするエアコンシステムの寿命を延ばす効果も期待できます。(フロンガス量が少ないと、コンプレッサー等の寿命が短くなります)
 
 
 

 

 

では、この度もメンテナスのご依頼ありがとうございました。

 

次回はエンジンオイル交換ですね。

 

何かございましたらお気軽にお声がけくださいませ。

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

※3月1日より、以下の対応に戻しております。

何卒ご了承願います。

 

※現在、メンテナンスに関する新規ユーザー様からのお問い合わせ及びご相談は

残念ながらお受付しておりません。

尚、「フォルクスワーゲンの中古車を探してください~」や

「フォルクスワーゲンで何か良いお勧めの車種はありますか?」など

ご購入に関する相談は歓迎です。

 

 

【店舗情報】

フォルクスワーゲン専門店 54base (ゴーヨン ベース)株式会社 

(担当 かわぐち)
住所 福岡市西区生の松原1丁目16-1

(旧202号線沿 焼きそば想夫恋さん 斜め前)


ご来店前に必ず電話をくださいね  

TEL 092-891-6800

FAX 092-834-7529


mail vw@54base.com 

 

 

 

 

 

 

 

各種SST(特殊工具)およびスナップオン工具を使用して、「皆様の愛車」の整備メンテナンスをさせて頂いております。

 

 

 

フォルクスワーゲン車の場合、かる〜く走行距離20万キロ〜30万キロ目指せます。

 

但し、メンテナンスを依頼するパートナー(メカニック)選びは非常に大事だと思います。

 

 

 

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店内にワーゲンミニカー300台、ビンテージスナップオン展示しております。

 

 

また、エンジンオイルも20種類以上取り揃えております。

 

各種、VW車のメンテナンスに関してなら、ゴルフ2モデル以来30年。

 

整備及び販売実績ある当店にお任せくださいませ。

 

 

 

ワーゲン&フィッシング&バイク&コーヒー好きの皆さま、ご来店をお待ちしてます。