こんにちは七夕七夕七夕

 

ブログを始めて1年が経ちました。

 

いつも拙ブログをお読みいただいている皆様に改めてお礼を申し上げます.

 

 

栄えある第1回は自分でも忘れてましたが、シャーリーズ・セロンの「モンスター」でした。当時はテレビで見たものを選んでたんですんね。

 

文章も今のようにクドくなくてあっさりしています爆  笑

 

書いていくうちに自分の紹介したい作品を選ぶようになりました。

書き始めて気付いたのは…再見しないと書けないということ。

 

さらに驚いたのがディテールが曖昧なのは当然として、自分が印象に残ったシーンや感動したシーンが映画の見所と違っているということ。

 

その昔、幼稚園での初めての運動会で楽しかった演目を聞かれて、皆が母親とのパン食い競争を挙げていたのに、わたくしが一番楽しかったのは演歌の大御所が歌う万博のテーマソングに合わせて踊る彼の国のマスゲームのようなダンスだったことを思い出したりした今日この頃でございます。(何十年前やねん!!!)

 

 

前置きが大変長くなりました。本日はわたくしの映画履歴上重要な作品を、と思いましたが、なんだか嫌なニュースが続くのでスカッとしたものをとこちらをチョイスしました。

 

ご存知ジュリア・ロバーツがオスカーをゲットした2000年公開のアメリカ映画。

 

 

カリフォルニア州の田舎町。3人の子持ちのシングルマザー、エリン・ブロコビッチ(ジュリア・ロバーツ)は元ミス・ウィチタながら男運がなく、失業中の上今夜の食事にも事欠く始末。

 

職探し中に車をぶつけられ裁判になりますが、弁護士のエド・マスリー(アルバート・フィニー)は示談金を取り損ねます。

 

八方塞がりのエリンはエドの弁護士事務所に押しかけ強引に社員として雇わせます。

ある日エリンは資料整理中に不審なファイルを見つけます。

調べていくうちにある大企業が六価クロムを垂れ流し、住民に健康被害が出ていることを突き止めます。

 

エリンは正義感に燃えエドのお尻を叩いて住民に集団訴訟をするよう説得を始めますが…

 

実際にあった事件を題材にしています。エリンも本名で実在の人物です。映画中にもウエィトレスの役でちょこっと出演していますね。

 

 

美貌を生かせず負け組女のエリンが初めて人のために立ち上がり、大企業相手に集団訴訟を狸親父の弁護士と共に戦っていく姿を痛快に描きます。

 

当にジュリアの魅力満開!

 

この手の題材を扱う映画に良くある緻密な構成、張り巡らされた伏線等はありません。ひたすら寄せ乳、ミニスカを武器に悪態をつきながら憑かれたように邁進するエリンの姿を描写します。

 

 

実際のエリンさん、こちらも寄せ乳ですねラブラブラブラブラブラブ

 

実際はもっと大変だったろうし映画ほどきれいごとばかりではなかったとは思いますが、声を上げることの大切さと勇気を与えてくれる快作ですね。

 

仕事に没頭しながらも、隣に引っ越してきたバイカー、ジョージ(アーロン・エッカート)とすぐデキちゃったりして「だから負け組になるんやろ!」と思わず突っ込んでしまいます。

 

 

魅力的にエリンを演じたジュリアですが、わたくしの中では「役選びの下手な大女優No.1」ですね。

 

マイベストの「マグノリアの花たち」では若さと手練のハーバート・ロスの演出、芸達者なオバ様達に助けられて健気な女の子を魅力的に演じていましたが、本来ケバい顔立ち、大柄な体、上品とは言えない笑い方、デカイ口。

 

「プリティー・ウーマン」はそんな彼女の個性にドンピシャでブレークしたはずなのに…あぁそれなのに…その後は薄幸な女性、健気な女子大生、挙げ句の果てに妖精!!!

似合わね〜笑い泣き

 

スキャンダルもてんこ盛りで、あぁこのままでは単なるお騒がせ女優おで終わってしまう…というときに放った逆転満塁ホームランがこの作品ですね。

 

残念ながらその後もパッとした役を演じていません。ここらでもう一作欲しいところですね。

 

その後は同じくお騒がせ兄貴と揉めたり、妹が自殺したりと色々ありましたが略奪婚したダンナと今は平穏に暮らしているようですね。

 

 

対立しながらもエリンに引きずられる狸弁護士のフィニーも相変わらず良い味を出しています。

 

 

初対面は何でしたでしょうか?多分「オリエント急行殺人事件」あたりだと思うのですが…

マイケル・ケーンと並んで悪役、善人どちらも精力的に魅力的に演じています。「007スカイ・フォール」以降お姿を見ていないような気がしますが、次の「ボーン」には出るのでしょうか?

 

 

監督のスティーブン・ソダーバーグは「セックスと嘘とビデオテープ」で注目され、このままオタク路線で行くかと思いきや、今作と「トラフィック」でオスカーにノミネート。次は…なんと「オーシャンズ」シリーズへ。これでがっぽり稼いでまた地味作へと移行していきましたが今一つヒットに恵まれませんね。「チェ」シリーズももう少し、という感じでしたし。

 

「サイド・エフェクト」以降は映画界と一線を置いているという話ですが、真相はどうなんでしょうか?

フィルモグラフィーを見てみるとなんとなく映画製作に迷いがあるような感じがしますが…

 

作りたい映画が作れなくなっちゃったんでしょうかね。

復活をお待ちしています。

 

ガラッパチ女ながら何故か子供達の名前がクラシックだったことが印象に残ってるわたくしはやはりマスゲーム女なのか?と不安に思いながら★★★★☆

 

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村

 

ポチッとねビックリマークビックリマークビックリマーク