少し端っこに、小さな建物がある。
ちょっとみたら、『何の店?』みたいな雰囲気。
正直、入りづらい雰囲気(笑)

思う事もあり、足を運んでみる。

入り口に置かれた、固まり。
その白さに、ある興味を抱いた。

メニューは、2つ。
そう。ところてん(心太)の専門店。
『こんな<ほったて小屋>、入りにくかったでしょ?(笑)』
ぱっと見、頑固職人風な親父さん。
だが、話が好きみたいで、ガンガン話し掛けてくる(笑)
『いやいや
それほどでも……(笑)。とりあえず、二種類くださいヽ(´▽`)/
』『お兄さん、関西人?』
『(◎-◎;)

違いますよ(笑)、本物の心太を、関東と関西で味わって見たかったんすヽ(´▽`)/
』『なるほどね。黒蜜で頼む人、ここでは少ないから……(笑)』
興味があり、厨房を覗かせていただく。
『ところてん、固く見えるでしょ(笑)』
『(◎-◎;)。そうですね。市販のモノなんかは、箸でつかめないくらい柔らかいですからね。』
『本物はね、固いんだよ(笑)』
『(◎-◎;)なるほど。勉強になります

ヽ(´▽`)/』
味がある。
ところてんに、味がある。
海藻の香りが素晴らしい


しかも、黒蜜にも負けない、爽やかな香りに驚きを隠せない


『すげぇ……(◎-◎;)。これが本物……。』
『これね、すぐそこの海で採って来るんだよ(笑)。自分で。』
『(◎-◎;)あの、海岸線で見かけるヤツっすか?』
『(笑)いやいや。水深、2メートルくらいかな?潜るんだよ。』
聞くと、海岸近くのは『ババ草』と言い、近所のお婆ちゃん達が拾うモノ。
本物は、水深2メートルにしっかり生えていて、新鮮なんだと言う。
『天草には4種類あってね、本物だけを選んで採るんだよ。』
納得。だから、箸で持っても切れないコシがある。
『自分で乾かしてね、自分で煮てね、もう、8年くらい経つかな……。』
『職人の域っすねヽ(´▽`)/』
『いやいや。これだけ毎日作ってもね、いつも同じにはならないんだよね。』
同じだ。
仕事でコラーゲンスープを作っている、我がオーナーも言ってた。
『何回作っても、なかなか最高の域が見えない。納得はするが、ある意味、妥協かもしれない。』
と。
『メニューもね、増やしたいけどね。売上のためにも。』
確かに。ところてんだけじゃ、手間の割りには売り上げにはつながらない。
『でもね、できないよ。本気で心太を作ったら。カレーとか作りたいけどね、心太に集中できなくなっちゃうからね(笑)。不器用だし(笑)』
違う。不器用じゃない。
あの、最初に見た白い固まり。
曇りや汚れがなかった。
かなり大変な作業。
それが、職人の技。
特殊技術じゃない。
地道な仕事の積み重ねこそが、職人の技。
勉強になりました。
ありがとうございます。
今回の震災で、被害がなかった事を祈ります。
そして、『本物の心太』を作り続ける精神力。
頭が上がりません。
頑張って欲しいっす。
負けない

心太ヽ(´▽`)/負けない

千葉県ヽ(´▽`)/負けない

日本ヽ(´▽`)/地道に作り上げてきたこの日本は、絶対に負けない

。