青森県 道の駅〈しちのへ〉(七戸町文化村)
朝方、雨が弱まる。
が、本降りはこれから始まる雰囲気……



『馬の銅像だよ

』

ずいぶん昔の、日本ダービー馬。
この辺り、牧場が多いらしい。
さっきから、トラックが走りまくる。
『あっ

牛だ
』道路を走る車、二台に一台は、運搬トラック……
『この先に、何かあるのかな……』
どちらにしろ、売られていく牛達。
一台のトラックが、道の駅の駐車場に入ってきた。
『見てきていい?

』『いいけど、近づいちゃダメだよ。』
『何で?』
『奴ら、売られるか、殺される事をわかってるからさ、近づいたら興奮しちゃうから。』
『そっか……』
遠巻きに見てるおっかぁ……
『なんかね、みんなこっち見るんだよ……さみしそうに……』
そりゃそうだ。
人間、生きるためには命を頂かなくてはならない。
植物でも、動物でも、やはり生命。
食べるからには、感謝の『いただきます』『ごちそうさま』は、必ず必要。
仕事をしていて気が付く。
うちらは料理人。
食べ物を作る。
もちろん、食材を大切にしなければならない。
それは、人間としての常識。
最近は、多少の景気回復の影響なのか……
飲み残し、食べ残しが増えた気がする。
しかも、頼んでおきながら、手を付けずに……なんて事まで。
特に、飲み放題なんてひどい。
……
まぁ、そんな話をしても、仕方ないか……
売られていく牛達。
高級牛なら、一台のトラックに一匹。
しかも、タスキみたいなのを掛けてある。
その他は、四、五匹くらいの混雑。
まさに、ぎゅうぎゅう……
食べるからには、キチンと味わいます。
それが、人間の罪滅ぼしならば……。
この道の駅の前の道路……
ドナドナが似合います……
……タレ?
明日でいいっすか?(笑)