「自分を愛する」  
言葉としてはとてもシンプルなのに、ずっとピンとこなかった。

人を愛することは自然にできるのに、  
“自分を愛する”ってどうしたらいいのだろう。  
そんな疑問を抱えたまま、私は走り続けていた。

---

⚠️3年前の冬、突然訪れたストップ


あの頃の私は、偏頭痛と腰痛に悩まされていた。
  
偏頭痛の薬を飲みながら仕事を続け、ようやく落ち着いてきたと思った矢先、  
雪かきの最中に腰へ電気が走るような痛み。

そこから一気に悪化し、2カ月後には椎間板ヘルニアの手術。  

本来なら2週間で退院できるはずが、症状が重く、結局2カ月の入院。  

その後も完治には至らず、約2年のリハビリ生活へ。

人生の流れが、強制的に止められた瞬間だった。

---

⭐️身体が教えてくれた「自分を愛する」ということ


リハビリの1年目は、精神的にも肉体的にも本当につらかった。  
仕事も辞め、働けない自分に焦りと不安ばかりが募る。  
未来は暗闇に覆われているように感じた。

リハビリをしてもすぐ良くなるわけではなく、  
進んでは戻り、また進んでは戻り…その繰り返し。

そんな中で、ようやく気づいた。

外側に向けていた矢印を、自分に向けること。  
これが「自分を愛する」最初の一歩だった。

---

☯️外の世界は変わらなくても、内側は変えられる


腰痛で行動範囲は制限され、好きな山にも行けない。  
アウトドアが好きな私にとって、家にこもる生活はストレスだった。

でも、家で過ごす時間が増えたことで、  
今まで仕事や人間関係に向いていた意識が、  
少しずつ自分の内側へと戻っていった。

「自分は何をしたら喜ぶんだろう」  
人の喜びは簡単に想像できるのに、自分のこととなると難しい。  

それでも、ひとつひとつ探していった。

---

✅️私が始めた“自分を愛する”小さな習慣


・朝起きたらベランダのイスに座り、朝日を浴びる  
・外の新鮮な空気を深く吸い込む  
・身体の声を聞きながら、教わった運動やストレッチをする  
・疲れたらしっかり休む  
・コーヒー一杯を丁寧に味わう  

本当に身近なことばかり。  
でも、その小さな積み重ねが、私の時間の流れを変えていった。

焦りでただ過ぎていくだけだった時間が、  
少しずつ、豊かで穏やかなものに変わっていった。

---

☀️再び歩き出せた日


前向きにリハビリに取り組めるようになり、  
「普通に歩くのは難しいかもしれない」と言われた状態からも回復。  

最終的には、新しい仕事にもつくことができた。

外ばかり見ていた人生が、身体のストップによって方向転換した。  

そして、自分自身を愛することを学んだことで、  
精神的にも肉体的にも、以前よりずっと豊かになった。

---

☘️最後に


自分の胸に手を当てて、  
「愛してるよ」  
と、自分にそっと言ってあげてほしい。

あなたの魂は、その言葉をずっと待っている。