皆様、結局まだ信号は出ていません。
まだ、としたのは、株価によっては来週売り信号になる可能性があるからです。もし来週末の日経平均株価(銘柄1321ではなく)が54,000円あたりなら売り信号が出るでしょう。これは3月7日現在の日経平均先物価格レベルです。
<図1 銘柄1321 週次>
前回の緊急ブログ116号で、アメリカのイラン攻撃によって
1)まだ週途中だが売り信号が発生し、状況からまだ下落する可能性が高いと判断して売却した。
2)金融ショックが起こりうる状況(K値発生)だ。
という趣旨の発信をしましたが、金曜日が終わってみると、売り信号発生もK値発生も外れてしまいました。
これについては時々チェックしていましたが、
1)売り信号
3月6日(金)の市場が閉まる直前までは売り信号が出ていました。「これで売りは確定だな」と思っていましたが、終わってみるとなんと!売り信号が消えていました! 衝撃の結果です。
銘柄1321
売り信号発生価格 57,815円以下
始値 56,750円 発生
終値 57,830円 消滅 !
その差 +15円 !!!!
2)K値
前回ブログでは先物価格動向からK値発生の可能性について言及していました。瞬間的には発生しても結局はそれを脱していきました。
3)予兆信号
この信号(銘柄1357買い)が発生する可能性が出てきたので検討しました。
これまた始値では発生していましたが、市場が閉まる前に僅差で消滅していました!
銘柄1357
買い信号発生価格 4,648円以上
始値 4,757円 発生!
終値 4,621円 消滅!
その差 ー27円
ということは、
株価はまた6万円を目指して上昇するのでしょうか?
足踏みするのでしょうか?
足踏みは一時的で、また急落するのでしょうか?
とにかく売ってしまったので、高みの見物です。
さて本題。
今回はシリーズ第3回目で、改造したプログラムがどのように動くのか整理しておきます。
その前に簡単に前々回ブログ(115号)の内容をおさらいします。
【ブログ115号】
図2は20年前からの金融ショックを、私の管理基準でリストアップしたものです。
私の管理基準は、
<<K値が発生した>> または
<<「銘柄1357買い」信号が発生した>>
のいずれかです。図2の上半分は銘柄1357上場前、下半分は上場後です。
<図2 20年間の金融ショックリスト(三溝基準)>
図3は金融ショックの発生を検知するのに利用した信号です。このうち、最速でショックを検知したK値(日次または週次分析)のみを使うことにして、図2をリストアップしたものです。
<図3 ショック検知に利用した信号>
図4は図2の発生回数を、予知信号(銘柄1357買い信号)とK値発生のマトリックスで表したものです。図の枠色は図2と同じカテゴリーです。
<図4 予知信号/K値マトリックス>
図5は図2の中で予知信号が発生(図2前半分の予想含む)した金融ショックを、予知信号発生からK値発生までの経過期間の短い順に並べたものです。ここから金融ショックをType分けし、それぞれの警戒期間設定の考え方を示したものです。図中の黄色枠表示は、銘柄1357がまだ上場以前なので、私が推定(もしその時上場されていたら、という仮定)したものです。
<図5 予知信号が発生した金融ショック>
図6は金融ショック管理の基本的な枠組みを示した図です。予知信号発生を起点として、Type別に警戒期間を定めて管理するものです。
<図6 金融ショック管理の基本構造>
目的は、
警戒期間中は銘柄1570買い信号発生を禁止
することです。
以下、プログラムの動きを
1)警戒モード
2)ショックが発生しなかった場合
3)Type1金融ショックが発生した場合
4)Type2金融ショックが発生した場合
5)金融ショック発生時の情報表示
の順に見ていきます。
【警戒モード】
金融ショック予知信号(銘柄1357買い)が警戒開始の合図になります(図 6)。
①警戒モード 表示:”警戒”(平常時 ”0”表示)
②警戒開始:「売買禁止」セル着色&週数記載
<図6 警戒モード>
【ショックが発生しなかった場合】
予知信号が発生したにもかかわらず、全警戒期間、すなわち
Type1警戒期間 8週間
Type2警戒期間 追加7週間、計15週間
でショックが発生しなかった場合は、15週間経過後に警戒解除となり、銘柄1570買い信号発生が可能になります。
また、もしこの15週間の間に再度「銘柄1357買い」信号が発生した場合、後から発生した信号は無視されます。図7はその事例で、2度目の「銘柄1357買い」が最初の発生の15週間後(警戒期間が終わる寸前!)に出ていますが、無視されています(実はシミュレーションの結果からプログラムで無視しているのですが)。
<図7 ショックが発生しない場合>
【Type1金融ショックが発生した場合】
コロナショックの例で説明します。
①警戒開始後、7週目にK値が発生
②ショック後警戒期間 設定:2週間
③Type1警戒期間 解除:8週間経過後
④ショック後警戒期間 解除:2週間経過後(③と同時)
⑤ 警戒解除
<図8 Type1金融ショック発生の場合>
【Type2金融ショックが発生した場合】
この場合、Type1警戒期間は8週間経過時点で終了しています。トランプショックの例で説明します。
①警戒開始11週目にK値が発生
②第2種警戒期間の途中解除
③ショック後警戒期間 設定:2週間
④ショック後警戒期間 解除
⑤ 警戒解除
<図9 Type2金融ショック発生の場合>
【金融ショック発生時の情報表示】
警戒モード表示に加えて以下の情報を集中表示します。左から
・K値またはS値:いずれかの大きい値
・落1または落3:いずれかの大きい値
・警戒開始後の経過時間(週)
<図10 金融ショック発生時の表示情報表示>
これで準備は一応調いました。性能の予想は図11になります。
勝率9割です。
今後10年間のうちに発生する金融ショックの動向が過去の10年間と同程度と仮定すると、ショックはほぼ毎年1回発生し、大部分は予兆信号で売却できるので被害は受けません。しかし1割は残念ながら内1~2回は危険なショックの可能性があります。それが何時かは分かりませんし、被害の程度も分かりません。
<図11 今後10年間の管理強化による予想効果>
次回は金融市場は変化したのか?というテーマです。
それではまた。












