海外で生活する上で心配なのは、健康ですよね。
「1年に1度、風邪を引くくらい健康」という人ならいいけれど、
小さいお子さんがいたり、持病がある人は大変。
ミラノには、日本人の内科医が2人います。
日本人学校の校医もしているそうで、お世話になっている人も沢山います。
会社や保険で治療費がまかなえる人には、日本語も伝わるので安心。
私は面倒な持病アリなので、定期検診・治療の度に日本に帰っていました。
それが急にイタリアで悪化し、とうとう悪名高きイタリアの医療システムのお世話になる事に!!!
まずビックリな事にイタリア人だろうが外国人だろうが、国の医療保険に差別なく入れます。
ただ、これに入らないと、まともな医療は受けられません。
更にビックリな事に、年間147ユーロ。それだけ。
ただ外国人は、滞在許可証・Codice fiscale(いわゆる社会保障ナンバー)がないと入れません。
それをASL(保険局)に払い込み、その領収書を持っていくと、
その場で手続きをして、地域の内科医を指定されます。
この日は、仮の保険証を出してくれて、後日家に届きます。
(留学生の私には、2年経ってもまだ届きませんが・・・)
これで、手続きは終わり。
後は、風邪を引いたり、なんか体調が悪い、会社に病気の証明書を書いて欲しい、って時は、自分の担当医の所に行きます。
証明書には50ユーロほどかかるけど、他はタダ。
内科医にお金を払う事はありません。
薬も、割引で買えます。
その代わり、専門医の判断やいろいろ検査が必要になると、状況に応じてお金がかかります。
基本的には、保険料でカバーできます。
そして私のように、国指定の病気を持っている人の為に、
その病気の検査で必要なものは、全て州が負担してくれます。
私は、日本での病院のあり方に疑問を持っているし、日本で馬鹿みたいにお金を払わされ続けたので、
もっと早くこの制度を利用しておけばよかったと後悔。
よくイタリアの医療制度が悪いと聞くけれど、その人は多分総合病院の救急に行ったのではないでしょうか?
今のところ、救急病院はタダで、予約ナシで受診できます。
(近々、一律45ユーロ取られるらしい)
その為、ものすごい患者の数。
一度食中毒の人を連れて行ったことがあるけれど、
3時間廊下で待たされた挙句、その人は水を飲み続けて回復してしまいました・・・。
普通に風邪を引いた程度なら、近所のかかりつけのお医者で構わないし、
年に147ユーロの保険料でまかなえます。
ちなみに滞在許可証を申請する時に、この保険証も使えるので、
留学生には絶対オトク!!!
タイトルに前編と書きましたが、次回は総合病院編。
みんな興味はないかもだけど、こんなに医療制度を堪能している日本人は私くらいだと思うので・・・。