大きな声では言えない話⑤
カレとはメル友探しのサイトで知り合った。
35歳、K、エンジニア、既婚。
静岡在住。
そう、静岡の人。
メールがテンポ良く、エッチな話も適度に入る。
写真送るよ~、と勝手に送ってくる。
でも、静岡の人。
なのに・・・。
「いつなら都合いい?」
どうやら、休みの日に東京まで出てくるつもりらしい。
「会ってもお断りすることもあるんだよ?」
といっても
「あ~、いいよ。その代わり良かったらそのままホテルね♪」
と暢気なもの。
平日の早朝。駅前で待ち合わせ。
朝一の新幹線で来たカレは緊張していた。
「どう?ねぇ、どう?大丈夫?」
思っていたよりも体が大きい。
顔は・・・うん、まぁまぁ。
いいかな?
「よし、じゃ行こうよ。」
ホテルについてベッドに誘われ
服を着たまま入ると、彼の手は下の方に・・・。
「触っちゃった♪」
そこからは、あっと言う間だった。
彼の指は、温かくナゼだか信じられないほど
ツボを得ていた。
触れられるだけで呆れるほど濡れた。
セックスも今までになく感じた。
しかも、カレの精力は尽きることがなく
まだ息の荒いうちから
モソモソと触り始め
気を失うほどセックスをした。
カレは、それからも3週間に一度くらい東京に出てきた。
我を忘れるほどのセックスと言うものは
カレに教わった。
あまりに気持ちのいいセックスが怖くなって
別れを告げたのだが
今は、少し後悔している(笑)
タイミング
メールやチャットで相手の内面が分かる。
という人はいるが
内面とは別に「タイミングの合わない人」に遭遇したことがある。
エキサイトフレンズで意気投合して
チャットするようになった。
E35歳、会社員、バツ1。
桜の咲く頃の出会いだった。
盛り上がった会話の延長で
その週の土曜日に飲みに行かないか?という話になった。
が。
煮え切らない。
「出会ったばかりで、会ってフラレたらつらいしなぁ」
「やっぱり、今回はやめとこうかなぁ」
しかし、私は家庭のある身。
毎週、出かけられるわけではない。
こんな桜がキレイな時に飲みに行ける機会なんて
そうそうない。
「大丈夫だよ♪」
何とか説得して会うことになった。
当日、特に問題もなく楽しく食事。
夜桜を見ながら散歩。
木の下でキス。
夜景を見に展望台へ。
とってもロマンチックで最高の夜だった。
が。
次に会って、ホテルに行ったら・・・。
彼は、勃起しなかった。
「緊張しすぎてできない・・・」
といい、それでその日は終わってしまった。
それから、次にあう日を決めようと言っても
お互いすれ違い。
たまに、メールが来たりチャットをしても
どちらかが盛り上がらない。
「タイミングが合わない」
じれったく、切ない関係。
大きな声では言えない話 ④
逢う人、逢う人ガッカリする展開は続く。
私の人選は間違っているのかと思い
エキサイトフレンズで普段なら選ばない人を選んだことがあった。
K34歳、アパレル関係デザイナー。独身。
年の割には若い会話。
けれどイヤラシイ会話などはなく
ちょうどその頃の春の陽気のようなメールが続いた。
逢うことになったが
何しろ初めてのタイプなので不安。
面倒がる天ちゃんを誘って
待ち合い場所に向かう。
平日のお昼前。
駅の改札口。
先に見つけたのは天ちゃんだった。
「アレじゃない?」
顔写真は交換していたのだ。
ただ、実物の彼は想像していたよりずっと小柄だった。
挨拶もそこそこにオープンテラスのカフェへ。
小柄な彼は、そんなにお金がないんだと言って
サンドウィッチとビールを三つ買ってきた。
とりあえず乾杯。
私は、もともと喋らない方だが
この時は、予想外の彼の風貌にガッカリした上に
つまらない会話で貝のように口を閉ざしていた。
そんな時は、天ちゃんは「この子は、全く・・・」と言いながら
彼の相手を適当にしてくれる。
食べるものも食べたので、そこでサヨウナラ。
「どうもダメそうだけど・・・もし良かったらメールして」
と言われ、作り笑顔でお別れ。
メールどころか彼の存在自体を記憶から消そうと思った。
・・・が。
彼は、チョコチョコとメールをよこす。
「覚えてます?」「忘れられなくて」
あんなに愛想のない女のドコが気に入ったと言うのか不思議だ。
一度もメールを返さないのにメールは続く。
一年以上経ってもまだ来るので
アドレスを変えた。
これで、本当に関係は終わった。
大きな声では言えない話 ③
会うと怖い思いをすると思った私は
遠距離の人とチャットをした。
W29歳、会社経営。
住んでるところは、名古屋。
同い年だった彼とは幼馴染のような関係だった。
チャット、メールのほかに電話もした。
甘えた口調で「逢いたい」とWは良く言った。
「そんなこと言ったって逢えないでしょ?」
「そうだよね」
しかし、我慢できなくなった彼は
逢いに来ると言い出した。
「嘘でしょ?」
「ホント。夜になっちゃうけど・・。」
「やめておこうよ。逢っても仕方ないよ。」
「うん。でも、我慢できないんだ。何もしなくてもいい。顔見て帰る。」
そこまで言われて断れなかった。
平日の夜。
子供を寝かせて、そっと家を出た。
子供が起きるのではないか、知り合いに会うのではないかと
ドキドキしなかがら、約束の駅前まで行った。
見知らぬ土地で彼は迷っていた。
10分遅れてやってきた彼は汗をかいていた。
大きい体と優しい顔。
「やっと逢えた。」
彼は泣きそうな顔で言った。
私達はそのままホテルへ向かった。
何を話していいのか分からず沈黙が続いた。
キスをした。
そして、その先へ・・・
「無理!」
「ごめんなさい!」
名古屋から来た彼に応えようと思ったが
出来なかった。
彼は、泣きそうな顔で無理やり笑おうとしていた。
「ギリギリだったね。」
「うん。」
「ごめん。ちょっと期待しちゃった」
「ごめん」
夜中にメールが来た。
『電車に乗る気がしなくて
泣きながら歩いて東京駅まで来ました。
足が痛いよ。
逢えてよかった。元気でな』
遠距離でも、こういう展開になるんだと学んだ。
大きな声では言えない話 ②
前話でTと別れた後そのまま新宿へと向かった。
約束は駅の改札。
Hは35歳の会社員。
チャットではエッチな会話も多く
会ったら色んなことしようよ、と言われていた。
でも、それは会ってみて気が合ったらのお話。
少し遅れて私が行くと
彼は笑って「友達、家に置いて来ちゃったよ」と言った。
笑顔が怖かった。
目の奥が鈍く光った感じと口元が妙にいやらしかった。
彼は、私の手を取ると歩き出した。
「ご飯はもう食べたの?」
「うん。」
「じゃ、僕の行きつけの店に行こう。」
彼は、慣れた様子で人混みを掻き分けて歩いていった。
途中、「どう?ドキドキする?」と聞かれた。
「う・・・うん。もちろん。」
彼は、満足そうにいやらしい笑みを浮かべた。
ついた店は「おもちゃ屋」だった。
「ほら、ここだよ」
今度は私がフリーズする番だった。
「ご・・・ごめんなさい。私、無理です。」
そういうと来た道を戻った。
彼は慌てて謝ってきた。
「ごめん。驚いた?何もしないからお茶でも・・・。」
「ごめんなさい。ホント無理です(> <)」
逃げるように帰宅した。
出会い系が怖いと初めて思ったのは
このときかもしれない。
大きな声では言えない話 ①
何人かの人と同時期にメールやチャットをしていたことがある。
割と近所に住む会社員Tと同じく会社員Hがそうだ。
Tはちょっとオタクな匂い。
ただ、優しい感じがして癒された。
「夕飯でも食べに行こうよ。」
と誘われて土曜日の夜、会った。
約束の場所につくと
横断歩道を彼が渡って来るのに気付いた。
黄色いジャンパーを着てくると言っていたから。
しかも、大きい人だったから、すぐに分かった。
私はそばに駆け寄った。
彼は私のことを一瞬見て通り過ぎていった。
「え。ちょっと待ってよ、Tさんでしょ?」
「え?・・・・・うそ。」
「嘘じゃないですけど(^^;」
「一瞬そうかな?と思ったけどこんなキレイな人のわけがないと・・・」
彼はそれからしばらく完全にフリーズしてた。
小奇麗な居酒屋に行くと
徐にプレゼントを渡された。
「これ、CD。いい曲だから。」
「あ・・ありがとう」
見たこともない人の地味なCDだった。
彼はちょっと酔うとガンダムの話を始めた。
さっぱり分からなかった。
途中でトイレに行くと
もう一人のHにメールをした。
「これから会えません?」
「今日は、友達が来るんだけど・・・何とかしてみる」
何事もなかったかのように
席に戻る。
しばらくボーっとして(←話が分からないから)
帰ることにした。
駅までの帰り道、口説かれた。
「もし、一発逆転サヨナラホームランだったらメールちょうだい」
軽く笑ってさよならしました。
逆転も何もゲームすら始まってませんから。
通りすぎたオトコ(番外編 3)
いつだったか忘れたけど
「パイロット」との出会いもあった。
確か、、、彼は42歳で奥さんとは別居中。
日本の航空会社なので、簡単に足が掴めてしまうので
写真の交換は出来ないと言われた。
ダメだったら その場で「さよなら」
ダメと言われてたら しつこくしない。
そんな時間があれば 次を探す時間に費やす。
そうゆう話だったので
うんうん 楽でいいな。
もしかして。。。自信ありあり???なんて期待を少しだけした。
渋谷の本屋で待ち合わせ。
お互い顔も知らないので、洋服はどんなだとメールをしておいた。
彼からのメールは。。。
『ざっくりしたセーターに、パープルのパンツを履いてます』
うーーーん。。
パープルのパンツ?????
ビ。。。ビミョウ。。。
ちょっと怪しげな匂い。。。。クンクン。。。。
ちょっと早めに着いたアタシは 回りをキョロキョロ
い。。。いた!!!!
ヤバイ!!隠れろ!!!
既に、時遅し。。。 ばれてます。(涙)
こっちに近づいてくるパイロット ハゲてます。
帽子被ってるから、蒸れちゃうのかしらね。。
ハゲを見ないよう 顔だけ見よう、、、
けどぉ どーみても42歳ではなさそう。
アンタ!! 嘘ついてるでしょ!!50過ぎてるっしょ!!!
見つかっちゃった!って顔してたらしく
「ダメなんだろ?でも、話してみてから決めろよ。わかんないぞ!」
何故に、そんな自信満々なのだ!!
横柄なハゲ パイロットめ!!
怖いので、しかたなく お茶だけする事に。。。。
どんな話しても、自慢ばかり。
前の女の話だとか、仕事の話だとか、俺はSEX上手いだとか。。。。
アホけーーーー!!!
興味ないんだよぉーーーー!!!
我慢ならなくなって、もう帰る!と切り出し駅へ向かいました。
その間も
「もしダメなら、連絡はいらない。OKなら、メールくれ!
ちなみに、俺はOKだ!」
なんでかねー????
OKなら、その場で出すっつーの。
勘違いしていられる アナタは素晴らしい。。。
自信のあるオトコってのは好きだけど、勘違いな自信はね、、、
なんとなーく不憫ですから。
通り過ぎた男(番外編 2)
出会い系・2ショットチャットでの出会いでは
会って「びっくり!」
うわ~~~~会わなかったほうが良かった。
そんな事もたびたび。。。。
同じ歳の既婚者。友人と会社を立ちあげ、副社長をしている。
そんなオトコとメル友になった。
青年実業家☆☆
自営であれば、自由時間も調整できるし ある程度の融通もきく。
遊び相手にしては、もってこい!
でも、、、、心配なのは「顔」
どんなに 良い人・優しい人と思っても 第一印象って大事だし
生理的に受けつけないオトコはダメ。
数回メールで話して、いいじゃない♪と思ったので
早速 写真交換をした。
『おお!!カワイイー!!
中性的な顔してて 好きな顔だわー☆』
次の日 ランチをする事にした。
当日。。。私は気合いを入れて かわいい服を着て
待ち合わせの場所へ!
少し遅れてきた彼・・・・
むむむ???顔は、彼だけど服装がだっさい!!
ジャージっす!オサレではない、ジャージ!!
いやだーーーー 一緒に歩くのぉ><
でも、悪いし仕方なくランチへ。
さっきから、この人 なんで口押さえてるんだろう???
喋る時には必ず口をあてる。
ええ???
うううううううう~~~~~~~
気持ち悪~~~~~い!!
前歯が、ほとんど溶けててない~~~!!!
昔の子供によくいた、味噌っ歯なのだ。
うわぁぁぁ~~~ダメーーーー!!
それからは あまりにも気持ち悪くなって、食事もできず
彼の顔を見る事もなく解散!
あんなカワイイ顔してんのに、もったいない。。。。
副社長なら、金あるだろうに。。。
自分で気にならないのか????
奥さん 何も言わないのだろうか????
家に帰って
意味もなく 速攻 歯磨きをした私。。。。
一般人でも 歯が命!!!懐かしいフレーズですな(^▽^;)
通りすぎたオトコ(番外編)
そーいえば。。。
ツーショットチャットにハマッた時期があった。
何名かの人と会ったのだけど カンベンしてください。。。そんな人の方が多かった。
たとえば・・・
大阪に住む、大学院生。将来 教授になるために勉強中なのだそうだ。
関西弁にメッポウ弱い私は、彼とのトークに話を咲かせた。
でもって、大好物のヒゲ!もあるという。。。
そんな彼とは 毎日のように チャットで話した。お兄ちゃんのような人だった。
会う事はないな。。。と、思っていたのだけど 学会でこっちにくるというので
その時に呑む約束をした。
彼は、携帯を持っていないらしい。その時点で、ちと怪しいと気づけばよかった。。。。
新宿駅西口の改札を出た所で待ち合わせ。
ちょっと遅刻した私は、急いで改札へ向かった!
しかし。。。。
私が目にしたものは・・・・・
うううう。。。。。。
あ、、、、、あ。。。こ。。こわい。。。
フ。。。フセイン????
売られる、、、、
確かに、ヒゲだけど
そーゆーヒゲじゃーないんだよ!!
たっぷり蓄えすぎですから!
ビビッタ私は、彼に気づかれないよう
息を止め、すーーーーーっと知らん振りをして通りすぎた。
それからダッシュ!!
マイシティの中へと逃げ 友達に電話した。
「怖い!!売られる!!」
友達も友達で
『早く逃げろ!!』
そんなわけで、無事 フセインから逃げたが
公衆電話から何十回と電話があった。
あまりにも しつこいので
「子供が調子悪くなっちゃって、、、」と嘘をついた。
すると、フセインは。。。。
『じゃーしょうがないね。仕方ないので、今日の最終で大阪帰ります』
えーーーーーーーー???
あんた!!朝まで一緒にいる気だったのかよ!!
こえーーーーーーー><
本気で襲われるとこだったぁー!!
と、言うわけで
難を逃れたのであった・・・・
4人目のオトコ
4人目のオトコは、とにかくSEXがうまかった。
一つ上の独身(当時30歳)結婚を前提とした彼女もいた。
彼も、出会い系で知り合った。
メッセージのやり取りをした その日に電話で話した。
すごーーく甘く優しい声にドキドキしたのを覚えている。
たしか、2日後には会っていた気がする。
公園を散歩し、ベンチでキスをした。
とろけるような気持ちよいキスだった。
あたしの体は 反応していた。。。。 我慢できない、、、と自分から誘ったのも覚えている。
とにかく 今までで一番といっていいほど相性があった。
その後も、ちょくちょく会うようになり
彼とのSEXに没頭していった。
電話で声を聞くだけで、カラダがビクンと反応する。パブロフ犬だ。
彼女の話を聞くと、嫉妬もしたし
あたしだけを見て欲しいとも思った。
しかし、、、だんだん彼の行為がエスカレートしてきた。
カメラで写真を撮ったり、下着姿で車に乗せられ 路上でのSEX
住宅地で みえない場所でのSEX・・・・
彼の事は、好きだったけど 怖くなってきたのである。
それから 少し距離をおくようになった。
彼は、絶対に別れないといい 何度も別れを却下されたが
半年ほどたった頃、やっと彼と別れることができた。
