今まで当たり前のように頼ってた人が目の前から突然消えて

悲しくて

悲しくて

悲しくて

でも誰にも言えなくて


ただ心閉ざして

無理に笑おうてばかりしてきたけど

そんな私を支えたいって言ったもの好きな人…

仕事家族夢…

エネルギーを使うべき先はそっちにあるって何回も言ってるのに…

壊れかけた私のこころを

受け止めるって

支えたいって

立ってるのがやっとな私にまっすぐ走ってくる君

もう誰も愛さない私には

君の熱が熱すぎる

君の熱に焼かれて溶けてなくなってしまえれば

楽になれるのか…


でももう


なんにも失いたくない

失ったことすら

泣き叫べない恋なんて

もうしたくない

だから私はもう何も手に入れない

ぬけがらのままで

徒然なるままに

生きていくほうがまし


愛した人との日々を

胸に抱いたまま


生きていけたらそれでいい


今の私には

なんにもない

あんなに必死に守ろうとしたものも

私を必要としているものではないようだ


ひとの存在価値ってなんだろ?

誰かから必要とされてるから必死になって生きようとするんじゃないかな?

私は誰かに必要とされてる?

私の存在には意味がある?

ゆっくり


ひとつ


またひとつ


考えてみる


考えて

考えて

考えて


私の存在価値が見い出せない時は


私自身の感情を閉ざそう


私自身の感覚を閉ざそう


感情も感覚もない世界で

闇に埋もれてしまえばいい


誰にも必要とされない私ならば…




私自身を閉ざしてしまえばいい
いつも側に感じてた


いつもあなたを感じてた


私にはあなたを愛してると言う資格もなく…

どんなにあなたが私を求めても答える術さえ勇気さえなかった


私には子供達の幸せを奪う権利はない

だからどんなにあなたを愛していても絶対言葉にすることはできなかった

あなたの言う通り私は

籠から出ても翔ぶことすらできない哀れな鳥だ


あなたを失っても泣くことすら許されない


でも

きっとこれでよかったんだ


これであなたも幸せになれる

二人の幸せそうな写真


私の心を引き裂いた


前にもいけず

後ろにももどれない

私の心なんて粉々に砕け散ればいい…


私の屍を越えて


どうかあなたは幸せに


やっと見つけたあなたの


大切な


大切な





どうか大切に育んで



泣くことすら許されない私は


あなたを愛してしまった罪深い心を


引き出しに大切に閉まって


二度と開けることはないでしょう



どうか



どうか



幸せに



愛した人よ



幸せに