現れた珍客 | samiblo

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休日のお話。


彼と夕食を作っていました。
なんか炊飯器が壊れちゃったのか出来あがったハズのご飯がべちゃべちゃ!!あせる
フライパンとスープに火をかけてたし、なんかすごくドタバタしてました。



すると、「コンバンワ」。
突然彼が急に立ち止まって変な顔をしました。

音楽を聴いていたので何かのライブの音声だと思い、またまた~~とコンロに向かいました。



「ゴメンクダサイ」
「スミマセンガ」


。。。。。。。。!!

ええ?えええええええええ!!
誰か玄関に入ってきてる~~~!?!?叫び


うちは玄関を入るとすぐにキッチンなので横を覗いてみるとおじいさんが立ってます叫び叫び



本当にビビッた!!
っていうか、ものすごく恐ろしかった~~~~


その瞬間は大家さんか誰かが合鍵を使って入ってきたのかと思ったけど、普通に考えてそれはない汗

すぐに鍵をかけ忘れたんだと気が付きました。
鍵をかけないなんてめった~~~~にない事なのに、
ちょうど買い物に出て、大荷物で帰ってきたからかけ忘れたんだと気付きました。。。





っていうかビックリマークおじいちゃん誰!????

普通にピンポンも押さずにドア開けて玄関に入ってきてるし~~!!!!叫び




「すみませんがね、ちょっと家が分からなくなっちゃって。。。」

最初何を言ってるのか分からなかった。

驚きとビビリで。本当にビックリして。;



え~っと。

うん。どうやら迷子らしい。



住所を聞いても、「ちょっとね~。。」

「う~~ん。。昔は○○に住んでいて、、、今がちょっと思い出せなくて。。。」



うん。わかった。迷子らしい。



見た目は普通の年をとったおじいさん。

ちゃんちゃんこを着て、手袋をしているが、めちゃ寒そう。。;



私たちだけじゃどうにもならないから、とりあえず近くの交番まで一緒に行くことにした。


階段を降りる時もすごく足を痛そうにしている。

歩くのもなんだかつらそう。。



。。なんで私たちの家にきたんだろう。。

わざわざ階段登って、、、下にも家あるし、他にもたくさん家はあるのに。。


交番に行く途中どこからきたか、ここらを知っているかとかいろいろ聞いたけど分かんない。

しゃべり方ははっきりしている。




何か住所が分かるモノないですか?と聞いてみると

ちりがみしか持ってないんだよ、と胸から使用済みのちりがみとポケットティッシュを見せてくれる。




そうか。迷子だ。




交番にお巡りさんがいなくて備え付けの電話で呼んだ。


お巡りさんが来る間いろいろ話したが、自分の家がどこだかは分からない。

前に住んでいた所は覚えている。

家族の話もしてくれた。



ふと、もしこのおじいちゃんが一人暮らしだったらと考えると苦しくなる。




自分は田舎ものだから。。となぜだか謙遜するおじいちゃん。


そんなことないよ!と励ます私たち。


流れる時間。




そして、お巡りさん登場。

調べてくれると、どうやら捜索願いが出ていて
住所はなんと前に住んでいたと言っていたあの住所!!


めちゃ遠いよ!



直線距離にしても3キロはある。。。;

それをこのおじいちゃんは、この足で歩いてきたのだ。


大冒険!



おそらく朝には出発していただろう。



無事家が分かって一安心。



帰り際、おじいちゃん気を付けてね、と別れを言うと
ありがとう、ちょっと、、と言って胸から何かを出そうとする。


いいんです。
大切なちりがみ、とっておいてください。





炊飯器が壊れていたので、夕飯が遅くなったのは言うまでもない。


それでもなんで、ウチに来たんだろう。


ウチに来てくれて本当に良かった。




きっと今頃温かい布団で寝ていることだろう三日月