チューリップ赤あらすじチューリップ赤

 

日々の食べる物にも困り、父親に騙され妓楼に売られた七雪はなんやかんやで女たちの暗殺組織の本拠地・姽嫿城にたどり着く。生きるために刺客になることを決め、晩媚という名を与えられた彼女は、そこで”影”と呼ばれる護衛 長安に出会う。
 

 

 

チューリップ紫キャストチューリップ紫

 

晚媚/苏七雪 ― 李一桐

长安/谢欢   ― 屈楚萧

公子      ― 汪铎

姹夢      ― 徐洁儿
刑風      ― 李子峰
流光      ― 郭雪芙
月影      ― 馬歌
李存勗     ― 蘇小玎
阮娘      ― 李羿瑄

晚香      ― 卓煜茜

 

 

 

チューリップ黄感想などチューリップ黄

 

面白かった!

主人公が暗殺集団の一員としてのし上がっていくという時点でもう普段見るドラマとはひと味違う!未来を切り開いていくというよりは、生き残るために必死にもがく姿が描かれる。
 

生きるためとはいえ、純粋で心優しい少女が暗殺者になると覚悟を決め、ひどく葛藤しながら、それでも自分の中の正義は捨てずに突き進む様はこれまでのヒロイン像とは違って新鮮で、どこかいつも”悲”や”暗”を感じる。
それに加えてドラマ中の映像美が非常に美しく、美しいがゆえにもの寂しさだったり緊迫感が増す。王道ももちろん面白いんだけど、こういったもの暗さに私は惹かれました。

そんな基本的にくらーい中、唯一の希望はそう、長安なのです!

長安がいなければ晩媚は絶対に生きることはできなかった。物理的に生きることも、精神的に生きることも。長安と一緒にいるときだけ、晩媚は心から笑えたのです。
そして、かく言う私も長安がいなければ乗り越えることができませんでした真顔

いやだって、晩媚と長安のラブロマンスなかったらあと全部暗いもん!
暗殺、復讐、暗殺、復讐……永遠これだから!(基本争いがあまり好きではない)

もちろん長安も、復讐を胸にあの鬱屈とした姽嫿城で耐え忍ぶ中、晩媚という存在に心から救われていたと思う。晩媚が生きる中での唯一の光というか…
じゃなきゃ、あんなに何度も何度も命を懸けて守ったりしない。


このドラマ、めちゃくちゃ好きなシーンというかセリフがありまして。(ep11)
恋愛ごとには無関心だと思っていた長安に何となく過去の恋愛を聞いたら芳しくない反応が。
”好きな人がいたの?!長安のことだから軽い気持ちではなかったはず。でも今は私が好きよね?ね?”と晩媚は思ったことでしょう。
「これからは私だけを好きだと誓って」と言う晩媚に対し長安は一言。

「早发过了。(とうに誓った)。」

ぬぉぉぉぉーーー!!DASH!
歴代で一番好きなセリフかもしれない…
中国語の雰囲気はよくわかりませんが、日本語訳が神!天才です!
誓ってたんですか???いつですか??晩媚のこと好きなんですね???大好きなんですね!!!
寡黙な長安に、晩媚に代わってそう問い詰めたい。ふへへ。
どもってるところもかわいい。屈楚萧くん、どこか素朴な感じで声もすごくいい。
そしてそれを聞いて笑顔になる晩媚もかわいい。
影としてはよろしくないけれど、これを聞いた晩媚はどれほど生きる力になっただろうか。
竹林で愛を確かめるって美しく洒落てますな…

長安のライバル(?)である若様は最初から訳あり感をプンプン醸し出してます。怪しい雰囲気が美しい…
この人、自分の目的のために晩媚含め色んな人を利用し傷つける。普通に中々嫌なやつなんだけど嫌いにはなれないんだよなぁ。

晩媚に長安との違いについて「長安はどんな状況でも命懸けで守ってくれる」って言われ振られるんだけど、まあ確かにその通りです。

 

でも若様も晩媚のために命の危機に瀕したこともあったし、晩媚を想う気持ちも本物。若様がいたから乗り越えられた場面もあった。
ただやっぱり、若様にとって晩媚は一番ではない。自身の復讐や野望のために晩媚を利用できる冷酷さがある。

一方の長安は晩媚を守り支えることを何よりも優先する。
若様の冷酷さは統べる者としては正解だけど、この極限の状態で、自分のことを想ってくれる想いのこの差はかなり大きい。そりゃ小手先の助けなんかには揺らぎませんよ。

月影姐に関しては、頭のいい人なので最後後宮入りしたのはヤケクソとかただの仕返しではないと思う。だけどひたすら若様のためを思ってやったことを他の人間のために簡単に覆されたり裏切られれば心は傷つく。
月影姐はたぶん若様のこと好きだけど思いの根幹は主への忠誠だと思うから、

自分の大切さを知ってほしい気持ちと、若様には変化が必要で何か気付きを得てほしい気持ちがあるのでは。あと、密偵という線も。

最後は始終暗く重くバッドエンド乙…っていう視聴者の気持ちを少しでも軽くさせるためのものでしょうか。

まぁ私は長安が生きているに一票ですけどね!長安大好き人間なんで真顔
 

 

 

そしてこのドラマ、映像がすこぶる美しい!!!色遣いが天才!!
これだけでもこのドラマを観る価値がある。(断言)

 

 

たぶん晩媚と長安を除く主要キャラにはイメージカラーやテーマがあるっぽくて、
それがそれぞれの自室や衣装で表現されてます。城主の壁一面の蝋燭とかも圧巻ですね。
一方晩媚と長安は部屋にはそれほど特徴はなく(一応、ピンク?)、衣装とかも結構変化していて、城に染まっていないことを表してるのかなと。(知らんけど)
また、衣装が変わるとそれに合わせて背景の色を同系に、もしくは衣装が映える色に変えてて、ホントに画面が美しいのよずっと!

 

 

 
 

あと、途中でたまに挟む水墨画のアニメーションも私は結構かっこよくていいなと思う。

 

 

実写では表現しづらいものを表現できたり、説明の時間短縮にも効果的だと思うし。
そう思うと、ドラマを魅せるという点で相当こだわって、センスのある制作陣だなぁと思いました。

 

 

中国ドラマって内容はもちろんなんだけど、美術とか衣装をだいぶ楽しんでる節がある。

それにつられて中華風の小物作ったり、刺繍したり……そして改めてドラマ美術の手の込み具合に感動してる。

早く海外行けるようになって、ロケ地巡りしたい笑い泣き