先日の面談へ私の感想の続き。

 

指摘された「パターン暗記に頼りすぎ」について。

 

まず、意外であった。

 

私は、リョウはパターン暗記がまだまだ不十分なのでは?と思っていたからだ。

 

リョウの解法暗記と関わりと私の気持ちの流れを数学を例に振り返ると、以下の感じ。

 

リョウの学校は中3から「4ステップ」という学校傍用問題集のノート提出義務があった。

問題レベルは教科書の例題レベルから青チャートぐらいまで完全に習得できれば受験基礎としては十分とのこと。

が、とにかく量が多し。

ノート提出のために1回、定期テスト前に間違えたところを数回が精いっぱい。

解説も薄く、低学年時から網羅問題集として回すなどはできなかったらしい。

かといって、青チャート他の網羅系に別途手を出す余裕もなし。

 

受験では、一度やった問題集を何回も繰り返すのが王道。

そうやってまずは解法暗記するのが大事なはず。

でも4ステップを数1からやり直す気にはならなかったらしい。

「基礎問題精巧」をやってみたりしたが、それも何か違うということで、

塾で出題された問題を復習するということに落ち着いた。

その過程で実は4ステップは解法暗記に値する典型問題が多く網羅されていたことを知るのだが、、、

見出しとか例題とかのようなメリハリもなく、そこを工夫しようという発想はなく、

解説も薄く、やはり網羅系問題集としては使用しにくかったようだ。

そういうわけで、いわゆる網羅系をやらずに受験を迎えた。

 

受験勉強法動画を見つくした感のある私としては、

「解法暗記はゲームでいう武器をそろえるようなもの」

「解法暗記なしで問題を解くのはみんなが目的地に車で向かう中、徒歩で行くようなもの」というフレーズを信じていた。

 

だから、網羅系問題集をやりこんでいない、核になる問題集や参考書がない状態がすごーく気になっていた。

浪人したらイチからやり直してほしいとも思っていた。

 

でも、浪人生も時間があるようでない。

 

浪人して結構自習時間を取れる人が一念発起で青チャートをやり始めて夏までにやっと一周。。。

青チャートに手を付けないほうが良かったのでは?という例も知っていたのでむやみに勧めるのもためらわれた。

 

そんな中、塾からは浪人生活初めに「保護者は勉強に口出し無用」と念押しされ、

なんとなく網羅系の話は出しそびれて浪人生活スタート。

ほどなく、リョウが先生から

「青チャート」「理系のプラチカ」の購入→

基本は「プラチカ」(問題数は少ない)を自習、

理解が浅いところは「青チャート」に戻る

という指示を得た。

時間と網羅系の折衷案だなあと思い、ぜひ頑張っていってほしいと思っていた。

 

勉強法オタク?の私としては、解法暗記が不十分だから戦えていない

だから一日も早く解法暗記をクリアしないと!と思っていたのだ。

 

でも、ここへきて「解法暗記に頼りすぎ」発言。

解法暗記は終わっていたのか?

 

思えば、青チャートは購入したまま。

宿題に出されたり、自主的に復習したり、参照さえされた形跡はなかった。

「プラチカは1周終わってわからないところもあったけれど、青チャート例題に戻るほどでもないから使っていない」

、、、ようなことをリョウは言っていたなあ。

 

今回の面談で塾長にこの例をだして確認してみた。

 

「たしかにある段階までは解法暗記は必要なんですが、

そしてこれからもプラチカでそれを安定させてほしいんです。

ですが、ある程度の解法暗記はもう済んでいるので、

知っていることを答案に吐き出すだけでなく、

よく考える時間をもっと取ってほしいのです。」

とのこと。

 

また、話しているうちに思い出した。

 

私は、リョウが無計画に行き当たりばったりに勉強している気がして聞いてみたことがある。

「計画たてて勉強している? 

計画は大事だよ。ノルマとか決めて1日1日達成していかない。。。」と。

 

これに対するリョウの答えはこうだった。

「ノルマは敢えて決めていない。

学校で課題が多く与えられていてそれをこなすのに必死で、

終わってみたら、たいして身についていない、というのを繰り返してきた。

ノルマを決めると、理解が浅いな、もっと時間をかけるべきか?と思っても

とりあえずノルマ終了までは進もうとしてしまっていたから。

今はそれより理解して進まないと意味がないと思っている。

だいたいの計画はあるけど、達成できなければ微調整という感じで進めている」

 

それを聞いたときは、

その「微調整」が自分に甘いあなたに出来ているのだろうか?と母は気になるんだよ、と思った。

今までの悪行を見ていると、理想の空論?屁理屈?に思えなくもなかった。

が、これだけまともに反論を述べたこともなかったので、

ひとまず「そうなんだ~、そのほうがいいね。」と私の不安を飲み込んだ覚えがあった。

 

塾長にこの件も聞いてみたら、息子の話を肯定だった。

「文系科目や化学の暗記などはノルマも有効です。

が、理系科目、特に今はノルマをこなすのではなくじっくり考えること優先で。」

「課題の多い進学校での勉強でとりあえず暗記して乗り切る習慣がついているのかもしれないですね。」

との返答。

 

なんか、私は口出ししないでいて良かったってことだよね。。。

 

もっと青チャート頑張れ!

例えば、表にして何回やったとか管理したら。。

ノルマを書いてやったら消して見える化するとか。。。

そうやって弱いパターンを潰していくとか。。。

やった方がいいんじゃないかと思ってたよ。

(中学受験時代のやり方?)

真逆だったよ。

やらないで良かったよ。

と、つくづく。

 

さて、とりあえず、塾長の話は理解はした。

でも、解法暗記は世の中に出回っている勉強法、黄金ルート的なものでもある。

多くの人がそれで成功している。

だいたい思考力ってあと半年でなんとかなるのだろうか?とも思う。

今回の受験で志望校に合格できなかったら、

「やっぱり網羅系のやりこみが甘かったからだ、基礎の足腰が弱かったからだ」

「思考力なんて一部の理系的才能にあふれた人のもので、凡人は解法暗記だったんだ」

とか、私は思うかもしれない。

 

でも、数Ⅲや物理をやりこんだことのない私。

塾長の言うようなことが真実なのか、結局、判断できない。

今どっちの方が良さそうか?というカンでさえ働かない。

塾長は過去成果を上げている方である。

そこに期待して入塾した。

何よりリョウが塾長のことを信頼している。

私が塾長の方針に反して網羅系の徹底網羅を提示しても引っ張ってうまくやっていくはずもない。

中学受験とはリョウの年齢も科目の複雑さも違うのだ。

(中学受験もパターン暗記を強要してうまくいかなかったのでは?とさえ思えてくる。。。)

 

だから私の中の網羅系へのこだわりは忘れようと思う。

それで志望校に届かなくても、それはそういう運命だったと思うしかない。

 

またまた長くなってしまったので、今日はここまで。