あああ・・無事に着いて本当に良かった。
娘は、今日は午前中だけ有給を消化し、午後は仕事をしに会社へ。
私は荒れ狂った家じゅうを掃除。
阿寒。
実は距離間も、どう行くのかもあまりわかっていなかった。
あらためて振り返ってみる。
歩いていけば3日、電車で行けば1日、車で行けば3時間43分。
長さをはかれば5センチ。
東京から名古屋・・大阪から広島も5センチってとこ。300キロの旅。
なんかこんなあっさり書かれているとあっさり行けそうな気がする~!とか浮かれていたけど、娘は車の運転がうまい友人にあれこれリサーチして予習していたらしい。
まずは道東道に入る分岐がヤマだな・・とかつぶやく娘。
分岐は無事クリア。
最初のヤマをさっそく乗り越えた!
高速ものってしまえば、追い越しをまったくせずに、先頭にならないように私たちを導いてくれるペースの車をとっかえひっかえみつけ、ひたすら左車線を走るだけ!
フュ~~~~!!ファーーーーーーーッーー!!!
天気も晴れてきて私も娘もテンションアップ状態だった。
占冠PAでトイレ休憩!
しむかっぴ~!フォーーーー!
とか、無邪気に喜んでいた私たち。余裕あったなーーーー!このころは。
今見たら、山また山じゃん!!そこに気づけよ!占冠PAでの私たち!!
おお!!トマムーー!雲海~!
気持ちーーーーー!!!
しかし。
長いトンネルを通り抜けたら、この景色が一変
どーーーん。
この状態に。
な・・・なんも見えん。
前の車を見失ったらまずいことになるやつキターーーーーーーー!!
さっきまであれこれしゃべりながら走っていたのに、音楽も止めて、前の車を必死に見る。
ラッキーなことに、前の車が青い縁取りをした大きなタンクを積んだトラックだったので、青いふちを目指して走ろうということになった。
見やすい!ラッキーだよ!あたしたちーーーー!!とか言いながら運転。
しかし今、思えば、ラッキーどころかタンクローリーってことは、より危険だったのもしれない。
その時は、完全に私たちを安全なところまで導いてくれている神様のようにあがめながらタンクローリーに、必死について行った。
これが前に何もいない状態だったら怖かったなあ・・
とにかく、トンネルまたトンネル。
4000メートル級の長いトンネルの連続。
何が怖いって、トンネルの中で下りだったり上りだったりすると、車間距離の取り方が難しい・・
ぎゃーーーー!!って言いそうになるくらい前のトラックと距離が短くなったこともあったが、ブレーキを踏むと、もっと危ない。
・・なんて、いかにも自分が運転しているように言ってるけど、娘がめちゃがんばってくれて、トンネルゾーンを通過した。
あとで調べたら大小合わせてトンネル21個通過したらしい。
ぎゃーーーー!!
やっと足寄まできたーーーーー!!!
でかい道の駅を横目に目的地へ急ぐ。
占冠PA以降、恐怖のあまりトイレ休憩も忘れ、水分を取るのも忘れ、ひたすらに目的地へ急ぐ私たちだった。
もろこし街道をひた走る。
足寄から阿寒が何気に遠かったな。
タイヤマンがお出迎え。ありがとう!タイヤマン!なんとかここまで来れました。
晴れてきたこともあり、もろこし街道では、大型観光バスと観光バスに挟まれる圧力にも負けず、阿寒手前の最初の目的地オンネトーへ向かった。
つづく。
・・・なんか、振り返って書いてるだけで、肩に力が入って疲れた。