早くバスに乗ってさっさと出雲観光の話をとは思うけれど、もうちょっとだけ東京での話。
駅地下の椅子で隣り合わせになった一人のおばあちゃん。
誰かを待っているのか、私たちと同じように出発までの時間をつぶすために座っているのかわからないが、おばあちゃんが私に話しかけてきた。←たぶん。もしかしたら私が話しかけたのかも。
おばあちゃんは千葉からきていて、どうしてこんなに人が多いんでしょうね~と言っていた。
私もまったくほんとにどこからこんなに人がやってくるんでしょうね~とか言っていた。
私が北海道から来たんですよと言うと、予想通りグッと食いついてきてくれて・・
雪は大変だの、北海道の人は冬に暖かい家の中で裸足でアイスを食べるだの、夏はクーラーのない家が多いだの・・北海道っぽいエピソードを話すと、おばあちゃんは親せきが札幌の琴似に住んでいたなどなどあれこれ私と話していると急に・・
「きれいですねぇ。きれいでいい声をしていらっしゃる。なにか歌とか歌っていらっしゃるの?」と私に言ってきた。
おお!!歌ってます!!歌ってます!ピンポン!
と心の中で、小躍りしながら返事したが、そこはニヤニヤしているPを横目に「そうですか~?」とか流した。
するとおばあちゃんは、たくさんの通りすがりの人たちを眺めながらぽつりと・・・
「たくさんの人の中にいると安心します」とつぶやいた。
わーーーーん。:゚(。ノω\。)゚・。おばあちゃん!!
ここで私の脳内でドキュメント72時間のテーマソングが流れだす。
しかし、ドキュメント72時間に浸っているわけにもいかず、おばあちゃんと別れて八重洲口へ向かった。
バス乗り場の近くの八重洲地下街へ行き、トイレで化粧を落としたりしてバス乗車準備。
いやー!八重洲地下街の方が、一杯晩酌セットみたいなお得なセット料理がたくさんあった!
ここで食事して、トイレにいって歯磨きして化粧を落として地上にあがり、そのままバスに乗る。
これが一番いい!!
次に乗る機会があったら、迷わず八重洲ブックセンターからの八重洲地下街で時間をつぶす。
時間になりいよいよバス乗車。
バス車内は予想していたよりも、狭く、これは・・トイレがあるといっても、めったに使えないと悟った。
車内はこんな感じでカーテンで仕切られているので、横にだれが座っていたのかもわからなかった。
今回は駅弁を買って乗車後すぐに食べたが、こりゃ、バスに乗ったら何もせずに寝るのが一番だな。本を読んだり、携帯でダウンロードしたラジオを聴いたりして過ごそうと思っていたが・・案外落ち着かず何もできなかった。
渋谷で停車し、数人乗せた後は足柄PAで休憩。その後10時頃バス内は消灯。
眠れるか心配だったが、酔い止めのおかげか、疲れのせいか、ネックピローのおかげか、思ったよりも眠れた。
朝5時ごろ蒜山高原着 休憩。
ま、早朝に着き、何もやっていない。
そうこうしているうちに明るくなってきた。
山陰の魚料理。
山陰ってだけで興奮して撮影。
おおおおお!!
いよいよ出雲へ着くぞー!
不安いっぱいだった夜行バス乗車も終わりに近づき、気持ちは出雲へ。
だらだら長くひっぱりすみません。
続きます。