「帯広に日帰りで行っちゃうぞ!いざ!食べ歩き!腹の限界まで!!」
これといったハプニングもなく・・・旅の途中で出会いもなく・・ただただ有名スイーツを食べ歩く旅は続く。
広瀬牧場 ウエモンズハートをあとにして、次のポイントへ。
帯広市内にある、六花亭本店へ。
六花亭本店での目的は・・本店限定の「サクサクパイ」だった。
以前Pと私は食べた事があったが、子供たちは食べたこことがなかった。
店内へ。
以前来た時よりも混んでいる・・殺気立っているといってもいい位の混みようだった・・。
とぐろを巻いて並んでいる場所が一か所あったので、そこを避け、比較的混んでいない場所で一人の男性の店員さんに声をかける。
私「サクサクパイはどこで買えますか?」
すると店員さんは一瞬戸惑った顔を見せたあと、にやりとほほ笑みながら・・。
店員「おいくつですか?」
私「2つなんですけど」
すると店員さんは急に小声になり・・。
店員「少々お待ちくださいね」と言った。
なぜ小声で話すのか分からなかったが、男性の店員さんは手でサクサクパイを隠すように、2つ持ってきてた。
店員「本当はあちらでサクサクパイを買う方たちが並んでいるのですが、内緒でお持ちしました!」
・・と、にっこり微笑み手渡してくれた。ウィンクでも投げかけてきそうな勢いだった。
店員さんが指さした方向は、まさにとぐろを巻いて並んでいる場所だった。
そうだったのか・・
パイでこんなにも・・と、驚いた。
並んでいる人たちには申し訳なかったが、悪意はなかったのでご厚意に甘え、購入。
なぜこんなに人気かと言うと、
賞味期限が3時間。独自のパイのサクサク感を味わえるのがギリギリこの時間なのだそうだ。
当然、お土産にお持ち帰りすることはできないらしい。
まさにこの場所でしか味わえないお菓子というのが人気の理由なのだろう。
コロネパンのような筒状のパイにカスタードがたっぷり入って100円!
子供たちにはこのサクサクパイを。
私はここでは何も食べないつもりだったが、店内の熱気に影響されて・・
雪やこんこソフトを一つオーダー。
(他のブログからお借りしましたm(u_u)m)
「おれは、もういい」というPを無理やり誘って、二人で食べた。
無料のコーヒーには人が群がり・・私もようやく一杯だけゲット。
「おれはコーヒーはもういい」とクールに断るPを横で、大混雑の中でゲットしたコーヒーのウマさに酔いしれる。
今回の旅で、限定のサクサクパイも雪やこんこソフトも食べたが、ここだけの話、私は六花亭は「マルセイバターサンド」がやっぱり一番ウマいな~と思っている。
・・いや。六花亭もいいけど、実家近くにあった菓匠「米屋」のどらやきか、玉のしずくが、和菓子じゃ一番好きだな~・・。
・・いや。米屋もいいけど、北海道だけかな・・法事の香典がえしで昔よく出された顎が痛くなるくらい甘いあんこがびっしり詰まった中華まんじゅうも捨てがたい・・。
(芽室・お菓子のまさおかさんの画像をお借りしました 中華まんじゅう230円)
・・なんて考えていたら、ある親子連れが目に入った。
親子連れのお母さんは、コーヒーカップに、コーヒーの横にあった生クリームが入った保冷ポットからコーヒーと同じくらいの量をドバドバーーっと注いでいた。
「あらら~入りすぎちゃったかな・・」と苦笑いする母。しかし小学生くらいの子供は勝ち誇ったような顔でコーヒーを手に席へ歩いて行った。
ひえ~!上には上がいるな~。
生クリームをドバドバ入れたコーヒーと大混雑でゲットしたサクサクパイ。あの小学生は、うまいと思っただろうか?
・・たぶん、ウマいなーと思っちゃうんだよな~。これが。
それが旅ってもんだよな~。
と、歩きながら思った。
時間はまだ10時台。
歩いても歩いても、腹が満腹状態のまま、次のポイントへ向かう私たちだった。
パート4へ続く
(日帰りの旅でパート4って!まだ午前中の出来事・・。ここから夕方、ばんえい競馬で2レース遊んで、帰りの車の中で変なしりとりをしながら、Pがフラッフラになって運転して帰ってきた話しまでたどりつくには、パート○になっていくのか・・)
******************************