疲れただの、痛いだの、痒いだの、泣き言は聞きあきたんだよー!どりゃ~!ヾ(。`Д´。)ノ



・・と、自分に渇を入れてみる。



おお・・。家の外で、車をどうしたいのか定まらないTARO(仮名) が、また電動のこぎりみたいので、車の尻の部分を切っている。


うるさいなー。


さてと。


最近は弁当ブログ化しているが、最近あったことを少しだけ、まとめて書いておく。


北海道も暖かい日が多くなり、我が家の庭の横のアリの巣がまた活動を本格的に開始した。


以前、記事に書いたか、カリノさんの 記事にコメントしたかもしれないが、私は昔からアリの巣が好きだ。


好きだ。というか、アリの巣の事が気になってしまうのだ。


「アリの巣は雨の日は水が入って困らないのか?」と、子供のころからジョウロで水をドボドボ入れて実験してみたり、「女王アリはどれくらい奥のほうに住んでいるのか?」と、どんどんアリの巣を掘り続け、アリたちがアリの幼虫を運び出し避難するまで、掘り進めたこともある。


大人になってからも掘ってみるのが好きで、5年くらい前にまだ小さかった娘と掘り進め、夢中になり、娘に「お母さん、もうそのくらいにしてあげなさい」と諭されたことがある。


しかし、そんなアリの研究に付き合ってくれた娘も大きくなり、息子だけが、私の話を聞いてくれていた。


「コマーシャルでやっている、アリの巣にプシューっと差し込んで、一気にアリが全滅するやつって、本当に全滅するのかな?一回やってみたいよね」



いっちょ やってみっか! ←プシューするやつ


と話すと、息子は話にのってくれていた。


息子「うん!いいね~。」


「それとも、アリに餌だと思わせて、巣まで毒餌を運ばせるやつもあるけど、どっちがやってみたい?やっぱり、最初に餌だと喜ばせて死なせるような陰険なやり方より、ひと思いに殺ってくれたほうがアリだっていいよね」


と、息子相手に一人勝手に質問し、一人で勝手に結論をだし、アリの巣にプシューっとする殺虫剤を買ってくることにした。



いっちょ やってみっか!←喜ばせておいて、後でコロッとするやつ



息子は「やる時は声を掛けて!見たいから」と一緒にプシューしようと約束していた。


先週は、やっとその約束の「プシュー」を仕事帰りに買ってきた日だった。


早く息子が帰ってこないかな~とわくわくして待っていたら、息子がとんでもない姿で帰ってきた。


制服の膝に大きな穴をあけて帰ってきたのだ。


「ど!どうしたの?ヽ(`Д´)ノ」


息子の話によれば、学校帰り、友人たちと学校の外階段をジャンプして遊んでいたら、膝をついて穴があいたとということだった。


まだ制服を買って、2カ月も経っていない・・。


なんてことを・・


「なんで、2か月もたたないうちに穴をあけるのか!(゙ `-´)!小学校のジャージ感覚で穴をあけられちゃたまったもんじゃないんだよ!」


と怒っているうちに、もしかしたらいじめ?と思い・・


私「まさか、誰かに突き飛ばされたりしたんじゃないだろうね?まさか穴があいて笑われたんじゃないだろうね!ヾ(。`Д´。)ノ」


と鬼の形相で問いただすと・・


息子「はい。いじめられてもいませんし、突き飛ばされてもいませんし、笑われてもいません」と神妙な顔で答えた。


間違いなく、いじめられていないと確信した私。その神妙さが内心面白くて仕方がなかったが、ここは心を鬼にしてさらに怒った。


「せっかく、大きくなるから、丈も大きめのブカブカサイズをわざわざ買ったのに!こんな事なら入学式にピッタリのサイズのズボンを買ったほうが良かったわ!ヾ(。`Д´。)ノ」


さらに怒りは続き・・


「週末はゲームの話ばかりして、ふらふらふらふらしてるし、まったくあんたは何を考えているのか!お母さん、分からないよ!・・せっかく、今日は二人でアリの巣をプシューをやろうと思って買ってきたのに、こんな事されたら、一緒にはできないから。


と、ズボンとは関係のない話にまでそれて、息子を怒り、家の外にでて、怒りにまかせて一人で「プシュー」をやった。


今、落ち着いて考えれば、アリのプシューができない事は息子にとって何の罰にもなっていない。


しかし、この時は、せっかく息子と二人で「プシュー」する瞬間を見たかったのに・・と考えると心底悔しかったのだ。


プイと頬をふくらまし、怒りにまかせて一人でやった「プシュー」はまったく面白くなかった・・。


その後、息子の制服のズボン事件はリサイクルでもらっていたスペアズボンをはかせて、穴のあいたズボンも補修してはくことで解決したが、あとから娘にこの話をすると・・「中学の男子なんて、80%くらいズボンに穴あけてたよ。男なんてそんなもんなのに、そんなに怒ったらかわいそうだよ」と諭された。


買ってもらった制服、大切にする気持ちを持ってほしいし、この場合、笑って済ませられるものではないので、いくら娘に諭されても怒ってもいいと思ったが、「プシュー」はこんな荒れ狂った怒りの気持ちでやってしまい、もったいなかったなと思った。


しかし、今日。


ふと仕事帰り、プシューしたアリの巣を見てみると、生き残った残党たちが、活動を開始していた。


全滅していない・・。


さすが、アリだ。


これだから、アリの事がほっておけないんだよな~。


再度プシューのチャンスがでてきた・・。


今度はもっとちゃんと息子と二人でプシューしたいと思う。


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