朝、電話が・・。


そんなに親しくはないが、先週会って話したばかりの人が殺されてしまった。


新聞にも載った。


こんなことは初めてだったのでとてもショックだった。


毎日流れるニュースで慣れてしまっているはずなのに、どこか自分の周りではそんなことは起こるはずがないと思っていた。なんだか夢をみているよう・・。まだまだ若い。未来もたくさんあったはず。


・・・。


ああ。


なんとかしてあげたかったけれど、どうにもならない深い闇に引きずり込まれていってしまった感じ。


なんとかならなかったのか・・。


カリノさんの記事 にも押しつぶされそうになる。


どうにもならない大きな力や社会のひずみのようなもの(うまく表現できない)には、無力だなーと思う。


目の前にひどい現実があることが分かっていても、どうにもならない。どうしようもない。と目をつぶるしかない。


皆、自分自身の生活を守ることに必死。私が命をかけて守ってあげられるのはほんの数人。家族だけだ。


毎日ごはんと作ったり、洗濯したり、心配してあげることしかできない。それで精一杯の自分だ。


○○が悪い!▽▽が悪い!とギャーギャー騒ぐことは嫌い。批判だけする人が嫌い。と、澄ましている自分。


ああ・・かわいそうに。・・・でも仕方ないね。・・どうしようもないね。


と、思おうと、慣れようと自分でしていったのかもしれない。


強いリーダーが現れないかなーと思っていたけれど、今日ばかりはリーダーが現れるのを待つしかないのかと情けなくなった。


なにか出来ることがないのかな?


誰かがどこかでやってくれる。なんとかしてくれる。って考えをやめてみようかな。


こんな時、大きなことを何とかしようとすると胡散臭いものがたくさんあって、何もできないと思ってしまう。


うーん。


PTAの役員とか、町内会とか・・そんなのがどうしても苦手なら庭の掃き掃除のついでに歩道の雑草を抜くでもいいだろうか・・。


あーそういうの嫌だ嫌だ。無駄だ無駄だと思うことをやってみようかな。


そうすればどうにもならないことが変わっていくだろうか。


・・


あああ・・もやもやする・・。


でも、ごはんを作る時間。


戻らなきゃ。