3連休中。


Pは一泊の研修へ。


私は子供たちと連休最終日に買い物へ出かけ、カードゲーム「UNO」を買ってきた。




息子が宿泊研修で友人にルールを教えてもらって遊んだら、ものすごく面白かったらしい。


「すごーく面白いよ!」


「家族4人でやってみよう!」


Pも連休最終日は午後から帰ってこれたので、息子がゲームに誘ってみる。


私は夕飯の準備があるので、先に3人で一回やってみて、ルールを覚えておいてと言い、3人がゲームをする様子を見ながら夕飯を作っていた。


P&娘「さあ、ルールを教えて!」


息子「あのねー、まず〇〇して▽をするでしょ、そうしてこうすると・・あれ?どうだったっけ?」


・・。


横で聞いていてもまったく説明の意味が分からなかった。しどろもどろだ。私も人に説明をするのが得意ではないが、息子の説明はまったく理解できなかった。


息子よ。君は何のゲームをしていたのか?夢でもみたのか?


しかしPと娘がルールを書いた紙を読んで息子に聞くと、思い出したように「そうそうそう!そうだよ」とか言いながら気を取りなおしてゲームを始めた。


・・・。

しばらくはルールを確認しながらそれなりに楽しんでやっていたようだが、だんだん場の雰囲気が悪くなろ。


娘「これ、永遠に終わらなくない?」


P「おーー。終わらないぞ」


息子「あれーーーー?どうしてだろう」


どうやら何かを間違えるとそのカードを全部自分のものにしなくてはいけない、カードが早くなくなった方が勝ち。みたいなゲームらしいが、まったく減っていかないようだ。


カードを相手に取らせる罠を仕掛けるのだが、次第にケンカ腰に。


「そこで、なんでそれを出すんだよ」


「空気よめ!」


などと息子は総攻撃をくらっている。


場の雰囲気はさらに悪くなり・・


「かれこれ1時間は続けてない?」


「ルールは本当にこれでいいのか?」


「このゲーム、結局トランプのダウトじゃない?」


「こうなったら、本当にこのルールで終われるのか実験するために手札の一番少ないお父さんをあげてみようよ

」と娘。


すると息子は何やらまた変なカードを出したらしく・・もう少しでなくなりかけたPの手札がまた増えてしまった。


・・エンドレス・・


「なにやってんだよ!」


「空気よめって!」


「誰がカードを切ったんだよ」


などと言われている。


みな、なんとか笑いながら言おうとするが、イライラはピークに・・。疲れている・・。


まったくスッキリ楽しんでいない。


嫌ーな空気が流れているので、私は、「どうしたのー!ルールわかった?お母さんも夕飯の片づけが終わったらゲームに参加させてよ!今度は4人でやろう!」


・・と、わたるの母 のように、めんどくさい母になりきり、3人にゲームを誘ってみた。


すると、3人ともくるっと私の方を向いて「それは無理!」と答えた。


「夏!」「旅!」「レジャー!」「家族で!」「楽しく!」「盛り上がって!」「仲良く!」


・・と、頭に浮かぶ連休のイメージの一つでもかなえようと思ったが、裏目にでてしまった。


映画なんかも見たが、結局この3連休の私のイメージは・・


「近所のおやじ怖い」「雑草!」「物置整理!」「蒸し暑い!」「ふぐ!」「疲れた!」


で、終わったのだった。



というので、買ってみた。←こんな文が消し忘れていたが、なんかかわいいので残します。