今日、夕飯作りが遅くなってしまった。
時間も遅く、急いで作らなければいけなかったので、焦った私は暇そうな娘に手伝ってもらうことにした。
給料日まであと6日。財布の中がさみしくなってきた本日、作るメニューは・・
大根とベーコンの炒め煮
ポテトサラダ(ツナ、キャベツ、きゅうり)
納豆汁
水菜と揚げのじゃこドレッシングサラダ (ビバ 野菜生活)
娘に指示。
私「まずベーコンを炒めて。その後大根を入れて全体に油が回るように炒めたら酒をタラ~っと回し入れて蓋をして!」
娘「タラ~っとってどれくらい?」
と聞くので、お母さんの言い方をよく聞いて!
「タラ~~~っとだよ。タラ~~~~~~~~~~~~だと多いからね」(じゃこを炒めながら指示)
と、タラ~~の長さで量を指示する。
娘 (タラ~っと酒を振りいれる)「これでいい?」
私が考えていたタラ~~~よりも若干量が少ない。
私「それがあんたのタラ~~~なら、タラ~~~~~~~~位、入れていいよ」(イモの皮をむきながら指示)
ちょっと変わった料理などはレシピを見ながら一応ちゃんと計って味をつけるが、急いでいる時や、よく作る「炒め煮」などは、目分量で作るので、娘に説明しようにも説明のしようがない。
大体の比率を覚えて、あとは自分が過去に食べた記憶を思い出し、味見をするしかないと思っている。
炒め煮にお酒を必ず使うというわけでもなく、これはもう私のノリとしか説明のしようがない。
一番大切な事は、「これが食べたい!食べてみたい!」という強い気持ちが料理を上達させると私は思う。
娘よ。わかるか?
さらに、説明は続く。(納豆汁の納豆をたたきながら指示)
「ポテトサラダに入れるきゅうりとキャベツはツツーーっと千切りにして!」
「千切りにしたきゅうりとキャベツにサッと!塩を振ってぎゅぎゅーーーーーーっともんでから、そのままおく」
「マヨネーズはぴゅーーっと!」
この私の説明にそって、娘が調味料を入れていく。
娘「お母さんの考えている「ー」の長さは、どうやら私の考えている「ー」の3倍くらいだわ~」と言いながら味見。
娘「お母さん。どう?」
私「うーーーん。ちょっと一味足りないわ。マヨネーズをもう少し入れよう」といいながらぴゅーーーっと入れる。
娘「!!!。結局マヨネーズは最初のお母さんの指示で入れた量の5倍くらいは間違いなく入っていると思う!」
・・・・。
なんとか夕飯の時間に間に合ったが・・。
娘よ。ごめん。もっと時間に余裕のある時にゆっくりと母の味を教えてるからね。
「ツツ---」のコツを伝えるにはどうすればいいのか・・・。
・・・・。
違う違う。
今度は焦らずにちゃんと教えてあげないと。
レシピを見ながら。