この冬。


息子はスキー教室に行かなかった。


今年はスキーが小さくなったので新しく買ったが、まだ一度も滑っていない。


これはまずい。ということで、明日Pと息子がスキーに出かけることになった。


はい。いってらっしゃい!と軽く送り出したいところだが、Pは十年以上前に滑ったきり。


大丈夫か!


十数年前のスキーウエア・・。


大丈夫か!


十数年前のスキー・・。


大丈夫か!


十数年後のPの体力・・。



押入れの奥からスキーウエアを引っ張り出してみた。


そして、Pのスキーウエアを私が着てみた。


ぷぷぷーーーー。この姿。まずい。


「私をスキーに連れてって」の時代が頭の中を駆け巡った。



会社の帰りに行った。 ナイタースキー♪

 

友達とみんなで出かけたね。 ニセコのコテージ一泊スキーツアー♪


岩に激突して、死にそうになった。 春スキー♪


楽しかった。 修学旅行♪(卒業式の呼びかけ風にお願いします)


どれもこれもいい思い出。


そして、十数年後。


私はPのスキーウエアのサイズがほぼピッタリになる。(ビバ!ユニセックス!)


私のスキーウエアはとうの昔に捨てた。(ぴっちりパンツにウエストマーク。)


Pもサイズがそんなに変わっていないとしても、このスキーウエアのウエストは無理だと思う。いや。


たとえ、ウエストが入ったとしても、このデザインはまずいよなー。


スキーも今時の先が太いカービングスキーではなく、細くて長いスキーだ。


家族全員でスキーを買い替え、スキーウエアを買い替え、スキー場で遊ぶためにはかなりの出費になる。


スキー業界よ。


いや。今はスノボ業界か。


この世代をもっと取り込む努力をプリーズ。



1)気楽に「私をスキーに連れてって」世代が久しぶりにスキーを一日だけ試しにやってみようとパッと家族を連れて出かけられる。


2)ものすごく楽しかったので、スキーを買いたくなる。


3)スキーを買う。


4)スキー場に車で行く。


5)休憩時間におやつなんかも買ったり、トン汁とか、カレーとか買う。


6)スキー場の帰りに温泉に寄りたくなる。


7)次は泊まりで行きたいねってことになる。


8)スキー学習は面白くないけれど、スキーは楽しいなと子供が思う。


9)子供が大人になって、自分の子供とも一緒にスキーに行きたくなる。


1)へ戻る。


っていうことになれば、スキー&スノボ業界だけでなく、ガソリン、温泉、おやつ、トン汁業界も盛り上がっていくと思う。→やがて景気回復へ(・・そんなわきゃないかもしれないが・・)


やっぱりネックになるのは、1)なんだよなー。


レンタルもあるし、特典もあるにはあるんだけど、まだまだ気持ちを動かすような魅力ある特典には感じられないなー。


1)の部分。こういうきっかけになる部分は大胆な事をしてしてほしいと思う。


(初回だけ安い金額、手ぶらスキー、事前ネットレンタル予約・・夏のレジャーとの抱き合わせ。)


関連の業界が連携していいアイデアをだせば、もっと何か大胆なことは出来ないのか?


うーん。・・・は!


また、ちくわのアイデアの時のように、どうでもいい事で深く考えてしまった。


まぁ・・こんな事をグダグダ考えずに家族でスキーに行ってる人は、とっくに行っているが、こういうグダグダ考える腰の重い家族にも有効なアイデアが出てくると嬉しいな~!


今、絶賛上映中の「銀色のシーズン」では、ブームが起きるかなー。


ふんふん。きっと、映画業界とも繋がりがあるのね。



とにかく。明日はどうなるのか?


2)に進むことはできるのか?