セスキすごいなー!


お掃除ブログってすごいなー!


と感動。


先日100円ショップでやっとみつけたセスキ。


床と壁の境の幅木の汚れが、住宅用洗剤でも、じっくりこすらないと取れなかった汚れが・・・


あのやっかいな汚れが・・・


セスキスプレーでシュッとしてスーっと雑巾でふき取るだけですっきり簡単に落ちた。


「落ちた」だけではない。


「すっきり簡単に」というという部分が一番重要。


すごい。


今までいろんなブログでセスキの存在は知っていたのに、もっと早く使うべきだったと後悔した。


ほかにも化学反応させて使う方法もあるらしいので今日も実験してみようと思う。


さて、昨日の夜。


娘が「枕草子」を暗記する宿題をしていた。


頭をかきむしりながら苦悩している。覚えられないようだったので、みかねて私も手伝うことに・・。


娘はただただそのままを覚えようとしているので、それでは駄目だと力説。


「まず。どんな話かざっくり頭に浮かべる。春・夏・秋・冬ひとつずつ、つぶしていくよ!」


春はあけぼの。やうやう白くなり行く、山ぎは少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。


「そうだね~これは・・・『春は朝っぱらがいいね~。山のきわの所がお日様が上ってきて明るくなるとさー。春だから桜も咲いてるだろう、ピンクっぽいっていうか紫の色が雲に反射した雲がさ~。山にほそーくかかってるっていいじゃーん!」


さらに私の力説は続く。


「ほらほら目に浮かんできたでしょー?そうしたら次は、言い回しをリズムに合わせて関連させて覚えるのさー」


「春はあけぼの」ここはそのまま覚えられる。


次の「やうやう」からはラッパー風に。


といいながら繰り返し繰り返し、リズムに合わせてブレスの場所を見つけて繰り返し。


「私が言った後に続いて!」と娘に言った。


「春はあけぼの!」 「春はあけぼの!」


「YO!YO!白くなりゆくぅ!」 「YO!YO!白くなりゆくぅ!」



「春はあけぼの!」 「春はあけぼの!」


「YO!YO!白くなりゆくぅ!」 「YO!YO!白くなりゆくぅ!」


と、このように何度も何度も繰り返すうちに春と夏は、簡単にクリア。


この辺で娘はもうやめたかったようだが、だんだん面白くなってきた私はさらにエスカレートしていく。


次は秋と冬だYO!


まず秋。


秋は夕暮。夕日のさして山の端(は)いと近うなりたるに、烏(からす)の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛びいそぐさへあはれなり。まいて雁(かり)などのつらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。日入りはてて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。
 
ここでもまずあらすじ把握。


ここでのポイントは「夕方」「カラスが急いでる」「雁が小さく連ねてる」「3つ4つ」「2つ3つ」「はたうふべきにあらず」だ。


娘は雁がどうしても出てこないのでここを繰り返し。


「3つ4つ」「2つ3つ」は指で数をラッパー風に出しながらイメージをつかむ。


「はたいうふべきにあらず」はその前に出てくる虫が旗を振っている絵を思い浮かべる。


そして、リズムに合わせて繰り返す。


「3つ4つぅ!2つ3つぅ!」 「3つ4つぅ!2つ3つぅ!」 (指を出しながら)


「3つ4つぅ!2つ3つぅ!」 「3つ4つぅ!2つ3つぅ!」 (指を出しながら)


「3つ4つぅ?2つ3つぅ!」 「3つ4つぅ!2つ3つぅ!」 (指を出しながら)


と、こんな風に覚えていくと、「いとをかし」で韻を踏んでいたり、冬だけ「わろし」で〆るというのもわかってきた。


この人、火鉢の炭が白くなって冷えちゃったのだけは「わろし」(駄目)だったのかー。なんてのもわかった。


結局、私が面白かった。


しかし、娘もまだ言い回しが間違うところがあるが、だいたいは言えるようになったと言って喜んでいた。


いつもは娘は自分のやり方を曲げないタイプだが、今回は私のやり方が役立って良かったなー。



さあ、私も今日は書き出した仕事を一つ一つ、つぶしていくYOーーー!