昨日あれこれ記事にならなかった題名を書いたが、全てを書くとすると、また今週書きたいことが書けず困るので、代表で一つだけ書くことにした。
「どうでもいいカメムシの話」
過去の日記のこちら の記事を読みかえしていた。
2004年7月6日
この日から息子の部屋の網戸は壊れていたのか・・・・・・。
息子の部屋の網戸は3年前から壊れている。
修理してあげるタイミングがなかった・・
いや。
やる気がなかった・・・
いや。
必要がなかったのかもしれない。
息子は小さい頃から虫が大好きで、昔はどんな変な虫でも手でつかんで観察できていた。
これが返って良くなかったのかも知れない。
網戸がなく、窓から入ってきた虫にも怖がることなく捕まえ、そしてまた外の世界に逃がしてやっていた。
というわけで、息子の部屋の網戸の修理の優先度はどんどん下がっていき、今に至っていた。
さて、猛暑だった今年の夏も終わり、秋。
先週、我が家の家の周りにはカメムシが大発生した。
「ぎょえーー!天井にカメムシがいるーーー!ギャーーーーー!」
という娘の叫び声が何度も響いた。
私も虫は嫌い。
娘と二人で
「ぎゃーーーーーカメムシーーーきゃーーーきゃーーーーーーーー!!」と叫んだ後、息子を呼ぶ。
「捕まえて。早く。」
しかし5年生になった息子は素手でつかんでもいい虫と嫌な虫を分けるようになっていた。
「おれだってカメムシは嫌だ!臭いし」
「ぎゃーーーーーー臭くてもいいから、頼むから、お願いだから捕まえて!!」
と必死で頼むと、仕方なく息子はティッシュで捕まえてくれた。
何度もカメムシの捕獲に失敗し、いろいろな方法でチャレンジしてくれた。
週末、久しぶりに5人揃って夕飯を食べていた。
5人揃うと、それぞれ言いたいこともあって、あれこれ話していたら、息子はオレにも話したいことがある!と、キラキラさせて・・
「ねえねえ聞いて!オレ、カメムシをティッシュでうまく捕獲できる方法を見つけた」と言い出した。
ティッシュの両端を指でつまみ、ホイル包み焼きのようにカメムシを捕獲する方法らしい。
実際のティッシュを使ってまで説明してくれた。
すごーーい!
これで、いつカメムシがやってきても大丈夫だ!
・・・・・。
違う違う。
危なかった。
また危うく網戸がなくても困らないところだった。
なにもかもの原因は網戸だ。網戸を修理していないからこんな事になるのだ。
これが、蚊やちっちゃな虫ならば、まだ網戸なしで過ごしたかもしれない。
しかし、「カメムシ」という、あのどうでもいい形が、あの呑気な態度が、どーーーーしても許せなくなった。
そして、いい捕獲方法が見つかったと素直に喜んで話す息子を見て、やっぱり修理しなくてはと本気で思った。
よし。
来年の夏までには絶対に網戸を直そう。
と、思った。
終。
・・・あれ?
そんなにおしい記事でもなかったか。
でもここに書き、心に誓おうと先週思ったのだった。