昨日はPが風邪で具合が悪く、めずらしく会社を休んだ。
娘も喉が痛いと行って学校へ出かけた。
息子も学校から帰ってきて、「喉が痛い。咳も出るし、鼻水もたれた。だるい・・」
と、風邪の諸症状をほとんど全て言って、ソファに倒れこんでいた。
昨日は剣道もあった。
熱はなさそう。でも鼻声。
うーん。
息子の場合、5の痛みを30くらいに例えるタイプだしなー。
気分が悪いのか、疲れなのか、風邪なのか見極めが難しいところだけど。
鼻炎の薬もきれた事だし、病院に行ってみることにした。
病院では喉もそんなに赤くないし、薬を飲んで普通に過ごしていいよと言われた。
・・マンガ六三四の剣なら「風邪なんかひいてない。気合でこれから剣道だ!」と渇をいれて連れて行くところだが、息子は六三四ではないので剣道は欠席することにした。
甘いかなーあたし。
近くに宿泊学習があるので、風邪をこじらせたくないというのもあるけど。
こういう時の判断が一番悩む。
Pは熱が間違いなくありそうだけど、体温計で計ると気持ちが「風邪だ」って気になっちゃうから計らないし、風邪で安易に病院に行くのが嫌い。
喉の痛いときはサイダーを飲んで寝れば治る。言っている。
そして、本当に治っているという、びっくり驚き・意地っ張り人間だ。
事実、花屋のパートで一緒に働いていた人の旦那さんは、奥さんに「胃薬だよ」とバファりンを飲まされ、本当に胃もたれがスッキリ治ったという事例もある。
そんなものかもしれない。
しかし、私はちょっとの微熱でも大騒ぎしたいタイプ。
薬も飲みたいし、おなかの調子が悪くなくても、おかゆっぽいものも食べたい。
氷枕・桃の缶詰などの演出に囲まれて、「あたし風邪になっちゃったわー」と浸りたいタイプだ。
息子は私に似ちゃったかなー。
自分が同じタイプだからすごく分かる。
風邪に浸りたいんだね・・。
病院帰りの車の中で息子は薬ももらって剣道も休みになりホッとしたのか、ちょっとだけ元気になった。
するとラジオで10代の娘さんがお父さんの首を斧で・・・という恐ろしいニュースを伝えていた。
「恐いねー。どうしたんだろうねー。痛かっただろうねー。」
と子供相手に言ったが、どうにもこうにもフォローのしようがない。
息子と「怖いから他のラジオにしようか」変えてみたが、そこでも同じニュースが流れていた。
なんだかどうしようもなくなって
「今日は何もありませんでした!っていう日ってないのかねー」と息子と話した。
今は「癒し」が求められているって言うけど、あたしはあまり「癒し」ってのが嫌いだった。
癒しなんて、まだまだいらない! 考えて休むよりどんどん進め!
って思っていたけど、なんだかなー。
今は怖い事や辛い事や厳しい事が毎日ありすぎる気がする。
やっぱ、たまには癒しがないと、辛かったり、疲れちゃう世の中なのかなーと思った。
だから、昨日は剣道を休ませても「ま、いっか」と思った。