今日も34℃になるらしい・・・・


クーラーなし。


段々体が慣れてきたような気がする。


でも今日も保冷剤を首に巻くだろう。




さて、昨日の続きを書くことにする。


大沼に到着。まずは本日の宿「クロフォードイン大沼」へ。


「大沼湖畔にたたずむ、アメリカンタイプのお洒落なプチホテル」


らしい・・。




こんな感じ。


おしゃれだけど、チラチラ垣間見る従業員さんの素朴な感じ。


この「ちょっとゆるい感じ」が私は好きなので、すごく好感が持てた。



荷物を預けて徒歩で大沼へ。これはなにより便利だった。


大沼も観光地としては一時期の輝きを過ぎてしまった感じがするけど、これもまた良し。


思いっきり観光地を味わう。


まずは遊覧船に乗って大沼を一周。



あいにく、この時、駒ケ岳は曇っていて遊覧船から見ることは出来なかったが、テープから流れる大沼伝説に衝撃を受ける。


相原周防守季胤(あいはらすおうのかみすえたね)

松前の小館館主の後、大館館主となりました。水害が多かったため、海の神を鎮めるためにアイヌの娘10数人(一説には20数人)を矢越岬沖に沈めたため、アイヌの攻撃を受けて戦死したとも、永正10(1513)年に蠣崎光広に攻められ自刃したとも言われます。二人の娘たちも湖に身を投げた。その娘たちの霊を祭った祠がある。

ええええ!アイヌの娘さんは祭らないの?沈められたのにぃ!軽い衝撃が走る。


観光テープも、相原さんと二人の娘さん側の目線で気の毒がってばかりいた。


その祠は遊覧船から見つけることが出来なかったが、子供たちは「うなぎ」と書かれた石碑を見つけたと騒いでいた。


相原さんの娘たちはウナギに生まれ変わったのか?と思ったが、帰ってきて調べたら違っていた。どうやらウナギは大沼の主らしい。


その後、大沼地ビールを飲んだ。3種類あるけれど、ケルシュというのが夏向きで美味しかった。



外で昼間からビール。


車で移動することもない。この辺から休暇っぽくなった。


その後、Pが尾てい骨を骨折しているにも関わらず、足こぎボートに乗ったり、お土産屋さんに立ち寄ったりぶらぶらする。


その後、宿でチェックインして一旦、部屋へ。


のんびり部屋で休憩してから今回の無料券にセットになっている「流山温泉」へ出かける。


女風呂からは駒ヶ岳を見ることが出来た。午後から晴れてきたので、大沼に来て初めて駒ケ岳を見ることができた。


さっぱりした後で、夕食をとるために外出。


ホテルのフレンチも評判がよく、美味しいらしいが、今回はホテル近くの川魚専門店の源五郎 へ。




ここは鯉料理が有名らしく、大沼の特産物を食べさせてくれるらしい。


しかし、家族全員、鯉などの川魚は苦手なイメージがあったので、「鯉定食」を一人前だけ注文しチャンレンジ。

その他は天婦羅やウナギなど無難なものにした。


みんなで一口づつ食べてみる。


鯉のあらいはイメージしていたよりも臭みもなくコリコリしていて美味しかった。


鯉こくも予想とは違う感じ。魚のうまみが良く出ていて美味しかった。


じゅんさいを子供たちに初チャレンジさせてみる。





つるっとしたのど越しが全てなので、子供たちは「?」という反応だったが、なかなかこういうものを食べさせるチャンスはないので、良かったと思う。


大人になって、どこかの料亭にでも連れて行かれたとき「これはジュンサイですよね得意げなんて言えたら、かっこいいだろう。(まぁ、そんな機会があるのかは分からんが)


大沼周辺は午後6時になると全ての店が閉まってしまった。あんなに人がたくさんいたのに・・・。


コンビ二もないってのが、ものすごく新鮮に感じる。


まだ午後7時前。


虫の声の聞こえる静かな道を歩いて、ホテルに戻った。





本格的に暑くなってきたので、部屋に戻ってからの話は、その3に。