今日も昨日ほどではないが、それなりに暑い日になった。


子供たちも夏休みに入り、昼間に家にいる人数が増えたので暑苦しさも倍増。


午前中は息子の「宿題を夏休み前半に終了させる大作戦」のために、まとめて3日分をやろうとしたが、解らない所でひっかかり、教科書やノートを持ち出す。


まぁ、こういうつまづきをなくすのが目的だけど、1時間で終わる予定が、大幅に伸びてしまった。


そして、今日の予定にあった「交通安全の作文を書く」という宿題も取り組んだために、さらに、大変な事に・・。



息子「こんなに宿題した後で、作文2枚分なんて無理だよ~」


私「そんな泣き言は聞きたくない!あんたは交通安全についてどう思ってるの?」


息子「なにも思ってないよ~」


私「ほら!車にひかれそうになったとか!事故を見たことがあるとか!あるでしょ!」


息子「ない。まったくないなー」



オイ!やる気あんのかー!!

こんな事で、引き下がっていられるか!作文は早めに終わらせたほうがいいに決まってる。

やる気のない息子を無視して続ける。


私「まず題だな。」


すると息子はしばらく悩んだ後で・・



題名 「信号を信じるな!」


と書き出した。



ええ!これは交通安全キャンペーンの作文なのに「信号を信じるな!」とは・・


交通安全のルールを根底から覆す題名だ。


必死で題を変えたほうがいいと説得したが、変更なし。


息子は私との対話形式で書き出した内容をまとめていった。


簡単に説明すると内容はこうだ。



ぼく(息子)が1年生の時に交通安全の指導を受けた時は信号を良く見て、目でも確認して道路をわたろうという事を教えられたが、そのルールを守ってもダメだということがわかった。


それはよそ見運転やスピードの出しすぎで、歩行者側がルールを守っても、相手がルールを守っていない事がある。

だから理不尽な話だが、現実はそうなので、ルールを守って、信号だけを信じないで、周囲に細心の注意をして歩こう。


本当はみんながルールを守ればこんな事がおきないので、そういう世の中を望む。



こんな感じ。


最後のまとめかたが、固い。


「世の中を望む。」は止めたほうがいいんんじゃない?と説得したが、どうしても「世の中」にしたいというので、そのままにした。



結構、子供も高学年になってくるとクールに現実を見てるんだなーと思った。信号を信じるな!とはそういう意味だったのか・・。


題名がギョッとするインパクトがあるので、案外いいかもしれないな。



やっとこ作文が書き終わった。


暑い。



午後からはさらに暑くなってきたので、暇だった私。近くにいた娘にからむ。



私「暑いときこそ、暑い鍋料理にする!」


娘「え!」


私「うそだって!こういう時にあえて、暑苦しいシーンを考えて言い合ってみようよ。どっちが多く考えられるか」


娘「例えば?」


と言うので



私「4畳半に相撲取り6人



と、言った。


娘の暑苦しいシーンはどんなのかなーと待っていたのに、娘は笑いながら「思いつかないよ~」と言った。



え!一つも!


こんな事でどうする。想像力が少なすぎる!と突っ込んでみたが、やはり思いつかないようだった。


勝った。


物足りない勝負だったが、勝った。


もっと続けたかったのに・・


「とんかつ7枚」


「炭火焼き居酒屋、5時間バイト」


「こたつでキムチ鍋」


「飴細工職人に修行」


「湯豆腐」


・・まだまだ思いつくのに・・・



最近の子供はクールに物事をみるけど、想像力はないな~と思った。