今日は久しぶりに夏らしい暑い日になった。


息子は一日中、剣道の練成会だった。午後からはスイカ割りやゲームも予定されていた。


私とPと娘は、PMF(パシフィックミュージックフェスティバル) という毎夏、札幌中心で開催されるクラシックのお祭りにでかけた。


札幌芸術の森の野外ステージで行われるクラッシックコンサートを芝生に敷物をひいて、気軽に楽しむことができる。


ちょっとくらいのおしゃべりもOK。

森の中でアイスクリームや屋台のお好み焼き、カレー、お弁当を食べ、うちわで扇ぎ、胡坐をかきながら聞けるクラッシックはそうはないだろう。




こんな感じ。


私はそんなに興味はなかったが、若手音楽家育成というだけあって、かっこいい人が多かった。

その中でも、ゲストで招待されているハープの奏者がものすごいかっこいい人だった。


ハープのイケメンはこんな人


グザヴィエ・ドゥ・メストレ


ウィーン・フィルのソロ・ハーピスト。大きな楽器を自在に操る技巧、『長身+イケメン』という恵まれたビジュアルもさることながら、自ら編曲もこなしハープのレパートリーを拡充していくという、フロンティア精神も持ち合わせたアーティストです。今後ますます目が離せない『ハープの貴公子』。


・・と紹介されていた。



グザヴィエ・ドゥ・メストレ
   /フェイマス・クラシックス
CLAVES(50-2506)


ぎゃ~~!美しすぎるぅ~~。名前はむつかしいけど、かっこよかった~。

男性のハープ奏者なんて・・。そして弾き方がワイルド。

私のハープのイメージを変えた。←ま、元のイメージがたいしたもんではないが・・。


私はあまり美しすぎる男性はタイプじゃないが、これはもう、かっこいいと認めないわけにはいかないくらいの、かっこ良さだった。


こういう人はやっぱり、「バラの香りのおならをするんじゃないかな。」と本気で思ってしまう・・そんな人だった。



肝心の曲は・・・知らん曲ばっかりだったが、前衛的な感じの曲で、


どどどど。ど どどど。どばばばーん♪


と嵐がきたと思えば、


とんかん・とんかん・とんかん・とんかん・とぅとぅとぅぴぴぴぴ・・・・・・・ぴぴぴ   ぴ♪


みたいな、小人の重労働みたいな曲もあれば、ジョーズのテーマみたいな曲もあったので、途中睡魔に襲われた私も、


ずどどどどどーーーー!どどどーーーん♪


の大音響で何度も驚き、飛び起きる事ができた。


コンサートが始まるまでの待ち時間は近くに併設されている、野外美術館を見に行った。




こんなのがあるので・・娘とPに・・・






こんな事をしてもらったり・・






こんなのが森の中にひょっこりあるので、ものすごく驚いた。




細川 宗英 《ユカタンの女》

1989年 ブロンズ 190.0×70.0×60.0cm

そして、こんなのも見つけたので、私も同じポーズで撮影。


しかし、本物の姉妹のようになってしまったので、腹立たしい為、公開は控える事にした。



なんでこれが森の中に!!という作品がたくさんあったので、驚きの連続を楽しむ事ができた。


やっぱ、芸術はバクハツなんだな~。


「芸術は驚きだーーー!!」と思った一日だった。