健康診断での「眼底出血」の結果を受けて、ほぼ生まれて初めて眼科を受診することに。

私はかれこれ30年、近眼のメガネをかける生活を送っているのだが、視力検査等はすべてメガネ屋さんで済ませてきた。

「ほぼ」というのは、高校生の頃に1度だけ、右だったか左だったかさえ覚えていないけど、どうしても眼球の痛みがとれないことがあって、

父親の知り合いの眼科の先生に診察時間外にもかかわらずお願いして診てもらったことが1回だけある。小さなホコリが刺さっていたらしく、軽く洗浄してお終い。目薬も何ももらわなかった。

白内障気味の母、花粉症に悩まされる妻子に付き添って眼科へ行くことはあれど、自分の診察で行くのは初めて。

8月の暑い日、9時から診察開始の眼科に8時過ぎに行くと、もうすでに2,3人の患者さんらしき姿が・・。

30分近くたっってから玄関が開いて、中で名前を書いて、いろいろなフォーマットに記入して、視力など検査をして、1時間くらいして診察室に通していただく。眼科はどこでもそうなのか、薄暗い診察室。中に男性の先生が座っている。

「そうですか。健康診断でね。じゃあちょっと検査してみましょう。はいこちらにアゴのせて、ひたいもくっつけて。眼だけでこれから言う方向を見てください」

どことなく、H先生夫人に似て、早口な感じの先生。言われるがままに、上、下、右、左と眼球を動かしていく。

「はい、いいですよ。ああ、今の目の動きいいですね。いいところを見ておられますよ」

等々うまくのせられて検査が進んでいく。

眼科先生いわく、眼球の血管を診るというのは脳の血管を診るのと同じイミがあるとのこと。静脈、動脈それぞれの色や回りが白くなってないかなどを診れば動脈硬化具合などが判るらしい。とりあえず、検査で指摘された出血は今は見られないとのこと。

「今日は車で来られましたか?」

「はい」

「じゃあ、別の日にもう一度きていただけますか。瞳孔を開くお薬をいれて検査するんですけど、それをしたあとはちょっと眩しくて車の運転は危険ですので」

となり、1か月後、改めて検査を受けることに。

1か月しか空いてないんだけど、もう一度視力検査。いや別に変わんないけど、眼科では必須なのかしら。

で、瞳孔開く目薬さして眼底の写真を何枚か撮る検査。

結局何もなかったんだけど、

「できれば3か月に1回くらい検査受けに来てください」

いやいや、何もないならご勘弁いただきたい。

眼科内にいる間は何も感じなかったけど、外へでたらとても目を開けてられない。たしかにこれは車の運転は無理だな。

サングラスを持って来ればよかったと後悔しつつ、タオルで目を覆ってバスを待ちました。