今年はインフルエンザのワクチンが品不足。
長女が中3の受験生となった頃からは毎年かかりつけのH先生の所で予防接種をしてもらっている。家族に感染させるのが嫌、ということもあるが、自分自身、以前かなりの高熱を出してしまい仕事に支障をきたしたことがあったので、それも避けたいので。
ところが、今年は10月にH先生の医院に行くと、ワクチンが品不足で、当面の間65歳以上の人に限らせてもらう旨の張り紙。いつも予防接種の季節になると、待合室の書棚に大量に置いてある予防接種用の問診票を挟んだバインダーが全く置いてない。
11月に行ったときも一緒。
で、12月。いつもは土曜日に診ていただくのだが、12月の土曜日は仕事だったり祝日で休診だったりがあるので、たまたま早く仕事を終えた平日に、本来夜7時までのH先生の医院に7時10分ごろ滑り込んで診察してもらう。待合室に入ると、件のバインダーが置いてあったので、予防接種のお願いをする。
すぐに呼ばれて診察室。血圧測って、お腹の音を聴いてといつもの診察。
「サムさん、傷痕はどうですか?」
「えっ、あっ手術の?全く問題ないです。ときどきお腹が動いたときにちょっとヒリヒリしたり痒くなったりするくらいで」
「C大病院には行かれてますか?」
「はい、半年に1回の割合で。この前は10月に行ってCTと血液検査でした」
などと話す。で、その際のCTを撮るときの一連のやり取りも。
「泌尿器の先生が造影剤使う説明もしたって書いたのに、時間がかかって」
というと
「まあ、そんなもんですよ。もう大学病院って科が違ったら違う病院みたいなもんですから」とH先生。
「放射線科の先生っていろんな人のCTを年中撮ってますから。何百人も撮ってたら中には重篤な副作用が出る人にも出くわしますから。どうしても慎重になるもんです」
なるほど。何百分の1のものでも実際にそういう例があって、何百分の1レベルだと大学病院だったら年に2,3人は出くわしているんだなあ。
そのほか、C大病院では昨年、ちょっと世間を騒がすニュースがあったのだが、そのことに関するH先生の感想なども話されたり・・。
私がほとんどラストの患者だったせいか、こちらが恐縮するくらい世間話をしてくださった。
「ああ、今日は予防接種もですか。じゃあしましょうか」
と話のついでみたいな感じでサクっと左肩に刺して終了。
今年もお世話になりました。
今月は担当する5つの職場のうち3職場の忘年会をこなしてちょっと飲みすぎていることは内緒にして診察室を出ていきました。