今年最後の検診は善福寺保育園です。
ほとんどの園児には虫歯は無く
大変良好な口腔環境でした。
ただまれに歯並びに問題のある児童も
いますので
出来れば早期にかかりつけの歯医者さんに
相談されることをお勧めします。
私が歯医者になったばかりの頃は
歯並びに問題があっても12歳くらいまでは
積極的に治療せずに成長の経過を見つつ
乳歯が抜けて全て永久歯に生え替わった
タイミングで検査と診断を行い
歯を抜いて矯正するか?抜かずに矯正するか
また顎切りの外科手術まで予定に含めるか?
などなど詳細なプランが立てられます。
今はプレオルソなどのマウスピース装置を
用いて乳歯の段階から積極的に始めて
いくようになりました。
プレとは術前という意味なので
矯正前矯正という考え方です。
ある程度までストレスのない出し入れ出来る
マウスピースで歯並びを整えて
本番の矯正治療が簡単に済むように
しておくというやり方です。
うまく作用すると夜間に装着するだけの
マウスピースで治療が完了してしまう
ことも日常の診療の中で目にします。
とても便利で良い治療法なのですが
最大の欠点は本人のやる気と理解度で
結果に大きな差が出ることです。
一緒に暮らす兄弟ですら
真面目に取り組む兄はどんどん歯並びが
良くなっていき
ちゃんとやってるよーと答えるお調子者の
弟くんは少しも歯並びが良くならない。
装着している時間だけ矯正力が働くので
少し入れてはすぐ外してしまう弟くんの
歯は動いていないのですね😄
いい悪いの話ではなくて
その子のパーソナリティに依存してしまう
のがこの治療法の弱点です。
児童心理学が歯学部のカリキュラムに
必要なのかもしれません🤔
