誕生日にいただいた塩昆布。
塩昆布といえば大阪ですよ。なーんでだ?

北海道の松前藩を出た北前船は、名産である良質な昆布や身欠きニシンなどをのせて西回りに新潟や境港、下関などを通り瀬戸内海を抜けて、大阪と交易していたんですね。
だから、寄港地の北陸や大阪では昆布文化が発展したんですね。京都のにしんそばもこの船で運ばれた身欠きニシンを使いました。

一方、関東はなぜ鰹節なのかというと、北前船の航路がなかった関東は太平洋側、ということは黒潮が通っています。カツオはこの黒潮に乗ってやってきますから、主に太平洋側で獲れます。
かつては焼津あたりの鰹節、その後四国や九州から太平洋航路で入ってきたのでしょう。
関東と関西の水質の違いも、だしの素材が違う原因らしいっす。

ということで、神宗(かんそうと読みます)の塩昆布。大阪淀屋橋で創業した神宗は1781年創業の老舗。
特にこの塩昆布に定評があります。

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シットリとして肉厚な塩昆布。

1848年創業の老舗、やっぱり大阪にある名店小倉屋の塩昆布は、えびすめと呼ばれる塩吹き昆布ですが、👇

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こちらは👇しっとり輝いていて、美味しさが目からも伝わります。

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早速お茶漬けでいただきましょう。🍵
アツアツのご飯の上に塩昆布をのせて。

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濃いめのお茶を注げば良いダシが出ます。

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どうでしょうこの茶漬けの色。

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山椒の粒も浮いてきて、その香りが醤油の効いた昆布のお美味しさをさらに高めます。

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めっちゃうまーい😋
創業230年老舗の味流石です✨