伊東近辺は、東京近郊では代表的な干物の生産地として有名です。
というよりでしたというべきでしょうか。
以前と違いスーパーなどでも良質の干物を手に入れられるので、わざわざ買いに行かなくてもということになってしまいましたね。熱海のあをきの干物のようにありえへん値段の高級干物は人気ですが、昔ながらの庶民的干物屋さんは消えつつあります。
お父さんが漁に出て、お母さんが魚を干すといった形態が網代の干物屋の基本です。
網代の「ふかだの干物」は子供の頃から親に連れられて訪れた馴染みのお店で、開店以来60年以上になりますが、今回通りかかったらお店がなかったような気がします。店を閉めたのでしょうか。だとしたら残念です。
いや〜、語ってしまいました。💦
小さく  ひものLOVE。

そんな中、昔ながらの手法を守りながら人気のお店、宇佐美にある「あじ一ひもの」を訪ねました。

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こちらでは、店の前のスペースに網を並べて魚を干すという昔ながらの作り方を守っていて、良質ひものを提供する店として一部では結構有名なお店です。

これは小あじ1枚150円

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こちらは中あじ1枚210円。
大も中も小も味は同じ、干物食べるのが苦手な人は、大あじがお勧めだそうです。

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こちらがほとんどの人が購入するというさばのみりん干し。
干してある状態で既に美味しそうですおねがい

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こんな感じで、バンバン作ってますが、売れていくんですね。
このお店、国道から少し入ったわかりにくい店なのに、網代の消えゆくお店とはだいぶ違います。

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そしてこちらが中あじ。
先ほどの写真にある鯵は、ある意味見本みたいなもので、実際はこんなに質に良い鯵を包んでくれます。

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そしてこちらが人気の鯖みりん。
みりん干し好きです。鯵でもイワシでもカワハギでも、もちろん鯖だって。

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早速一枚づつ焼いて見ます。

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焼きあがりましたよ。
この景色。いいですよねー。

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外人にはわかるまい。
肉汁滴るミディアムレアの分厚いステーキ、付け合わせのジャガイモ丸々一個、大きなバター乗っけて、なんて写真には何にも感じませんが、この鯵、鯖、さつま揚げの風景には撃沈。「槍でも鉄砲でも持って来やがれ、ちくしょー」ってくらいです。
文句あっか!!
すみません。興奮しすぎましたσ(^_^;)
っていうくらい美味しそう。

鯖みりん、脂乗ってます。まじうまい😋

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鯵の干物😋普通に美味しいです。
鯵の質、塩味、干し具合、全て基本通り。機をてらわない真面目な干物です。


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完食〜。

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白いご飯と干物の相性良いですね。

うれしいとき〜!!
旅館に泊まった時の朝食に美味しい焼きたての干物が出てきた時〜、

悲しいとき〜😭
旅館に泊まった時の朝ごはんのおかずが、ご飯にハムエッグや市販のドレッシング使ったサラダだった時〜。

あじ一いいね⤴︎