日本でもカニのシーズン真っ盛りですが、韓国でも蟹のシーズンを迎えています。
韓国で蟹といえば、釜山から160キロ北上したところにあるヨンドの町を置いて他にはないんですよ。

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この蟹のシンボルがついた橋を渡ると、カニ、カニ、カニ、カニ料理の店が並んでいます。
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カニ道楽はこの町のパクリ??
ここヨンドは、日本海を挟んで福井や石川の対岸に位置するので、最高なカニがとれるのもうなずけます。
どこのお店でもこうして元気なカニが店頭の生簀に入っています。
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カニにはそれぞれタグが付いていて、黄色が国内産、タグなしはロシア産、そして白いタグがヨンドで水揚げされた最高級品。
当然私たちは地元のカニを選びました。
生きたまますぐ蒸し器に入れて蒸し上げます。
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蒸しあがった白いタグのズワイ蟹。
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これをお店の女性たちがさばいてくれて提供されるのが韓国風。
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ほーらこんなに美しく食べやすく処理をしてくれました。
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このカニの味はどうかといいますと、昨年は石川県の橋立漁港に行って、本場ものズワイガニをいただきましたが、勝負は引き分け。両国の蟹ともに極上の味わいですよ。

それ以外にサザエとアワビの刺身。
ニンニクの入ったごま油でいただきますが、これは韓国料理としておいしいです。
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タコも一匹蒸しちゃいました。なぜかこれは日本産の圧勝ですね。香りがないんですこのタコ。
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締めはカニ味噌を使った雑炊。
一匹のカニを食べたあとは、韓国では必ずこのようにして食べるようですね。
ごま油の香りでカニの香りが消えてしまっているので残念な一品です。

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こちらでも蟹がかなりの不漁らしく、以前の二倍位の値段になってしまったので、ここまでわざわざ食べに来る人たちもあまり多くないようです。
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普段では絶対に来る事は無いこのヨンド。
実は食客という韓流ドラマのロケ地で、そのドラマを見てここまで来てしまいました。
ひなびた漁村の町で、この風景とこの味を味わい、多忙な日常を離れて超リフレッシュできたので、ここまで来て良かったです。