「お父さん今日ね、…楽しかったよ」


「お父さん次の日曜日にね……」


「お父さん車で送って欲しいなぁ」


「お父さん……」


「お父さん。お父さん……」


長い間こんな会話に懐かしさや


寂しさを覚える、




娘の思春期に親父が一緒に居なかったのが良かったのか否かは定かで無い。

でも可愛い娘達と生活を共に出来なかったこの12年はなんとも言い難い気持ちである

長女が高校2年次女が中学1年の時でしたから
今はもう28歳と24歳早いもので、

すっかり大人の女性になってしまった
僕の中ではまだ
あの頃の小さく可愛らしいままです、

こんなバカなオヤジを
娘達はどう思っているのか

一つ言えるのは
君達の為に無理をし過ぎて
わからなくなり
取り返しがつかなくなった
それだけ、

今更なにも言い訳もしないし
時間も巻き戻せないけど


唯一自信を持って言えるのは

愛娘の為ならなんでも出来たし

怖いものも無かった、

それくらい世界で一番

愛して止まないって言う事。

こんなオヤジだけど

最後に一回でいい

お父さんって

呼んでくれたら

それだけで幸せです。

2人が幸せになる事だけを

毎日毎日祈り続けている。

みぃちゃん、
なっちゃん
困ったら何時でも頼っておいで

お父さんが力になるから。

幸せになるんだよ。