先日、紀伊國屋ホールへ「儚みのしつらえ」を観に行ってきました。


入場の際、モノクロのちゃんとしたパンフを手渡され、こちらの劇団では毎回パンフは無料で配られているらしい。
キャストそれぞれのページがあり、対談までのっている…すごくちゃんとした、当たり(テキストがちゃんとある)なパンフです。びっくり。

ストーリーは説明に困ったので、コリッチさんに載っていた説明をコピー。



私の人生は、家族とともにあり、戦争とともにあるわけではない。
しかしながら、妻の心は離れてしまった。
それでも戦争の影は、いつまでも私の側を付き纏い、決して離れようとはしない。私は戦争を憎み、恨み続けて来た。
しかし、戦争は私との関係が終わった後も、ずっと私を愛し、必要として来たのだ。
私はその気持ちにようやく気付いた。
私は妻ではなく、戦争を愛するべきだったのかもしれない。
戦争と永々の愛を誓い、戦争とともに、人生を生きていくべきだったのかもしれない……。


役名が、丈二とか恵真とか礼央、流記亜…現実的な国設定はしていないということでいいのかな??っていう素朴な疑問から始まり。

戦場で負傷した仲間を治療してもらおうと軍医のところに来たがそこにいたのは、退散しようとしている女性の軍医が1人いるだけで、いま撤退しないと間に合わないから、治療はできないと断るのを、脅しているうちに爆撃がはじまってしまい3人取り残されてしまう。

場面が代わり、戦争で夫が行方不明状態の間に別の男性と親密になった母親。
浮気した恋人から許しを求められているその妹。
母の付き合いを認める努力をすることにした日、父親が生きて発見され戻ってくる。

そこから始まる数年間の物語り。

2時間半休憩なしで、お話も普段見ているものとは、かなり違うタイプの舞台で、見ている間自分の感情が(良い感情も、悪い感情も)いろいろ湧き出てくる…始まる前に、上演時間を聞いたときは、退屈しちゃうかな?とか、寝ちゃうかな?とか思ったのですが、最後まで、真剣に見ちゃいました。


何回も観るのは私には無理なのですが(今の精神状態でこのお話を何度も見るのは辛い)、観る度に違う見方になる舞台なんじゃないかな?と、思ったし、観に行って良かった。と、思える舞台でした。


---- 公式からコピー -----------------------------------------------------

http://www.lcp.jp/trash/next.html


TRASHMASTERS vol.21 『儚みのしつらえ 』作・演出 中津留章仁

2014年11月7日[金]~ 11月12日[水]
@紀伊國屋ホール[全8公演]

出演
カゴシマジロー
吹上タツヒロ
星野卓誠
龍坐
太田基裕
坂東工
村上洋康
内田慈
林田麻里
川﨑初夏

チケット
全席指定・税込
前売 4,500円
当日 4,800円
学生 3,000円 ※劇団前売り取り扱いのみ


スタッフ
音楽/高畠洋
舞台美術/原田愛
大道具/[株]タフゴング
照明/宮野和夫
音響/佐藤こうじ [Sugar Sound]
舞台監督/白石定 [Stage Works]

宣伝美術/中塚健仁
イラスト/BRAKICHI http://www.brakichi.jp/
写真撮影/ノザワトシアキ

協力
レプロエンタテインメント
ピクシス
ラ・セッテ
アバンセ
ディケイド
エニープロダクション
吉住モータース 
ラッキーリバー 
カルテットオンライン 

制作/横内里穂
製作/トラッシュマスターズ