和民 | ●●●内定童貞●●●~多浪、多留学生による就職活動日記~

和民

【桂木(28歳)の場合】
1年間の留学を終えアメリカから帰国して思った。
なんで日本という国では、自分のやりたい仕事が分からないまま、就職活動をしているのだろうか?あまりそういうことを考えずに大学生活を送ってしまっているのかもしれない。
自分の人生の道を決めるこの時に、誰が決めたか分からない基準で自分の人生を決めるのは、あまりにも寂しすぎる。
桂木は教育を通じて就職活動の仕組みを根本から,『変えてやりたい』と思った。そして、多種多様な事業をしている、新規事業をやる可能性のある『商社』に入り、『就職活動を変えるような新しいビジネスモデルを作り上げたい』と思った。桂木は大手の総合商社を中心に企業を見て回った。
ある時、桂木はたまたま届いたダイレクトメールを開けた。
『たくさんのありがとうを集めたい』という言葉が飛び込んで来た。
「自分はなんのために生まれてきたのか」と就職活動中に考えていた自分の思いに、
その言葉は一致していた。


それが桂木とワタミとの出会いだった


セミナーに足を運び、選考が進んだ。しかし、

桂木は悩んだ

給与、待遇、安定性、世間体など、一般的には「いい会社」の大手商社にするか?
すべての基本となる理念が同じワタミにするか?

正直、悩んだ

しかし、生き方や価値観を大切にしていた桂木は、だまされたと思って、ワタミへの就職を決めた。その代わり「3年で辞めよう」と心に決めていた。それから6年。正直言って「辞めたいと思ったことは何度もある」という。しかし、その度に『ここで辞めたら入った意味がない。目標にたどり着くまでは絶対に諦めたくない』という気持ちが湧いてきた。そして、いつも周りには、自分を支えてくれる人がいた。今、桂木は社員教育・研修の企画、運営、管理を仕事としている。社員がいつまでも目標を見失わないように、将来を指し示して上げられるような会社を作っていくために。

そんな桂木の夢を聞いてみた。

『夢なのかどうかわからないけれど、”七つの習慣“という本にもある、自分が死んだ時に、一人でも多くの人にお葬式に来て欲しいなあと思う。そのためにも、いつまでも自分の接した方々に対してプラスの空気やアドバイスを指し示して上げられるような仕事、付き合い方をしていける人であり続けたいし、いつも人から頼られる存在でありたい。その結果として、この世界が少しでもよくなったら、それが自分の中での一番の幸せです。』

しかし、桂木はこうも言っている。

『このレベルに自分が到達するために、どんなフィールドで、どんなステップを踏んでいけばいいのか、今はまだそれが明確に見えていないんです。このことが自分自身の一番の課題です。でも、教育を通じて就職シーンを変えるという思いはしっかりと心の中にはありますよ』最後に、桂木に社会人の先輩としてのアドバイスを聞いてみた。

『人に流されずに、自分を信じて、自分と向き合い、今やれることを精一杯やって欲しい。そして自分らしく生きていけるような後悔のない選択をしてもらいたい。」


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総合商社で新しいビジネスモデルを作りたい、その結果就職活動を変える
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すべての基本となる理念が同じ
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              ワタミ入社

((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル


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ワタミフードサービス
http://www.watami.co.jp/