11月12日(土)
 
ブラッド・ピット主演の話題作、「マネーボール」観てきました。今日は実に久々の映画のはしご。ナイトショーとレイトショー、続けてみるには上映時間が問題。候補作は「マネーボール」「コンディション」「ミッション・8ミニッツ」。続けてみられるのは「マネーボール」と「ミッション・8ミニッツ」だけだったのでこの二本をセレクト。まずは「マネーボール。
 
イメージ 1
 
2001年、アリーグ西地区二位となり、ワイルドカードでプレーオフに出場したオークランドA’sは初戦でニューヨークヤンキースに敗退した。世界一の金持ち球団ヤンキースと、ワールドシリーズ優勝9回を誇る名門ながら、貧乏なA’s。シーズンオフ、A’sは主力選手を次々に引き抜かれ、GM(ゼネラルマネージャー)のビリーはチームの立て直しを迫られる。しかし、資金不足は如何ともしがたく、補強は難航。昔ながらの直感に頼ったスカウティングしかしてこない古参のスカウトたちにいらだっていた頃、交渉のために訪ねたインディアンスのオフィスで、データと統計分析によって選手の評価を行っているピーターに出会う。イェール大学で経済学を学んだピーターは、見た目の印象による選手評価を排し、出塁率や防御率などのデータとその選手の年俸によるコストパフォーマンスによるスカウティングとチーム作りを主張。かつて自らも主観的(なんとなく)のスカウティングによって大学進学の道をあきらめ、メジャーリーグ入りし、失敗した経験を持つビリーは、ピーターの理論に大きな可能性を感じる。やがてビリーはインディアンスからピーターを引き抜き、新たなチーム作りに乗り出す。しかし、開幕直後からチームは低迷、周囲の批判も高まり、ビリーは窮地に立たされる。果たして、ビリーの野球改革は成功するのか?それとも・・・。
 
マネーボール理論による野球改革については全く予備知識がなかったので、その点は面白く観られました。しかし、弱小球団の成長と飛躍の物語として観た場合は、選手個々のエピソードが希薄すぎて全く感情移入できません。たとえば、ジオンビという大物選手の代わりに一塁手を任せようと獲得した元捕手の選手。彼がビリーの期待に応えようと何をしたのか、最初は駄目だったけれど、やがて成長し、チームの勝利に貢献したのかはほとんど描かれません。リーグ記録の20連勝を達成した試合でサヨナラホームランを打った、というだけ。ビリーとピーターのマネーボール理論が、どのようにチームを改革し、どのようにチームを強くしたのかが具体的には全くわからないのです。その代わりに描かれるのは、ビリーと離婚した妻、それに娘のエピソード。う~ん、親として、父としての苦悩はいいから、チームの改革をもっと具体的に描いて欲しかった。このへん、ハリウッド映画なんでしょうねぇ。野球は世界的に見たらマイナースポーツだし。それなりに面白くは観られましたが、スポーツ映画としてはちょっと残念な出来でした。
 
★★※☆☆(ホシ二つ半)