最近巷で噂になっている『進撃の巨人』を読 んでみた。
確かに絵は下手くそだし、主人公の主観的な正義感が多くて、決めセリフがパッとしない部分もあります。
心理描写や過去は取ってつけた部分もあるでしょう。
でも、そこを除いても楽しめる。
それは巨人には意思疎通が効かない。人間が住む壁に囲まれた街は巨人に対抗することを除いては文明が発達していないところにある気がします。
理不尽で、なんだか理解のしようもないものが、目の前に立ちはだかるという、絶対的な敗北感。そこに恐怖を感じるのであり、万物において『何故』という理由や説明を考えてしまう人間の知識、興味欲を引き出しているのではないでしょうか。
そして、もし、壁の外の脅威が恐竜や獣だとしたら、この漫画は成立しません。
意思疎通が効かなくても、人間の姿形をしている巨人が人を喰う。
私達の道徳や倫理を全く無視して進行されるストーリーだからこそ成り立っています。
2巻の途中からは同巻の最後が見えてしまった部分もありますが、根本的な疑問は残るので、そこがどのように明らかになるのか期待です。