心にポカーンと穴が | ハズレ馬券で泳げます

心にポカーンと穴が


彼女とデートしたんです。

いや。まだ彼女と呼べるかどうかだけど、うん 恋い焦がれる女の子。


その子がね『少年の心があるような男性が好み』って言うもんだから

デートも 近くの公園に誘ったんです。


『ブランコに乗ろうか』

うん。ブランコにしておけば良かったんですがね

もっと少年ぽくアピールするために、ブランコじゃなくてシーソーを選択してみた。


もっと少年ぽく言った方が良いかなと、

ガキの頃シーソーを“ギッタンバッタン”って、なんかそんな似たような擬音で呼んでた記憶を思い出して


あ。でも 女の子と話するのに緊張してしまう僕は


『あの公園で“ズッコンバッコン”しない?アレすると、なんか気持ち良いよね~♪エヘヘ』



うん。言い間違えた。



彼女は『最低』と言い残し、それからは連絡とれなくなった。



そのような大昔の悲しい出来事を


ダービーのハズレ馬券を握りしめながら思い出してしまい、涙が出そうになった…。



神様のイジワルー