何かを始めるのに、遅すぎるということはない!
欧米のクリスマスの定番といえば。。。バレエ「くるみ割り人形」!私も2015年にニューヨークへ引っ越してからは、毎年ホリデーシーズンに観に行くようになりました。3年目の今回は、「1年を素敵に締めくくろう!」と思い、去年の大晦日に観に行ってきました。▲こちらが、バレエ「くるみ割り人形です」何度観ても飽きない、このワクワク感!そして幻想的で美しい音楽や、踊りにうっとりしちゃいますよね!こんなステキな音楽を作った、チャイコフスキーってどんな人なのでしょう?気になったので、色々調べてみたところ。。。チャイコフスキーには、意外な過去がありました。実は音楽家になる前、彼は法務省で働くエリート官僚だったのです。ビックリですよね!!チャイコフスキーは幼い頃から音楽的才能を発揮するも、当時のロシアはヨーロッパと違い、音楽家として生計を立てるのは厳しかったそうです。ゆえに、父親は息子を音楽家にはしようとは思わず、10歳の時に寄宿制の法律学校に入学させます。そして卒業後に、彼は法務省で働くこととなるのです。しかしお役所仕事に、まったく情熱が持てなかったチャコフスキー。そんな中、知人の紹介で音楽教育を行っている帝室ロシア音楽協会(ペテルブルク音楽院)を知り、そのクラスに入学したのが21歳の時。これが彼にとって、大きな転機となります。ここで本格的に音楽を学び、その世界にのめり込んでいき、23歳の時に法務省を退職。音楽の道を志すのです。チャイコフスキーは大作家としては珍しく、一般の高等教育を受けた後に、音楽教育を受けており、そのため音楽家としてのスタートは他の作曲家と比べてかなり遅いのだそうです。「とはいえ、23歳ってまだ若いでしょ!?」と現代に生きる私たちは思ってしまいますが、昔の音楽家といえば。。。モーツァルトは子供の頃から音楽家として活躍し、6歳の時にはウィーンのマリア・テレジアの前で演奏して評判になっていたし、ベートーベンも、幼少期に親が彼の音楽的才能に気づき、モーツァルトのような天才少年にしようとスパルタな音楽教育をほどこし、8歳の時には演奏会に出ていました。ショパンも子供の頃から作曲をし、8歳の時には、公爵の宮殿で独奏会をして大成功していました。そう考えると、23歳で音楽家の道を志したチャイコフスキーはかなり遅いスタートなのです。私たちの時代で言うと、浅田真央ちゃんや、羽生弓弦君が、子供の頃からスケールを始めて10代でメキメキ頭角を現している中、21歳でスケートを本格的に学び始め、23歳でデビューするようなものなのかなぁ?しかしそんな中でも、チャイコフスキーは後に、「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」という世界三大バレエをはじめ、素晴らしい作品を次々と生み出し、大作家となっていきました。このチャコフスキーのエピソードを聞くと。。。何かを始めるのに、遅すぎるということはない!人生はいつからでも逆転できる!と勇気をもらえます。ちなみに、私がライターになったのは、30歳になってから。キャリアのスタートは、すこぶる遅いわけではないけれど、10代や20代からその道に入った人たちに比べたら遅めだし、自分の語彙力や表現力の未熟さに凹む度に、「もっと若い頃から、本を読むなり文章書くなりしてスキルを磨いていたら。。。」と思うことも多々あります。でも、チャイコフスキーの半生を知り、やりたいと思ったら、今からでも遅くない!コツコツとスキルを積み上げていこう。そんな風に思ったのでした。他にもチャイコフスキーの意外な過去がいくつかあるのですが、長くなるので今回はこの辺で。また別記事で紹介していきたいと思います。