私には色んな弱点がある。

 

 

お金の計算が苦手、貯金ができない、

細かい作業が嫌い、7年もOLをしていたのにエクセルが使えない。。。

 

 

などなど恥ずかしい弱点が沢山あるけれど、

30過ぎて特に感じるのが、胃。

 

 

この前は胃が死ぬほど痛くなり、吐き気で冷や汗は出るわ、めまいで目の前が真っ白になるわ、

 

 

しまいには、タイムズスクエアのど真ん中で動けなくなり、泣きながら夫に電話をして迎えに来てもらったことがあった。

 

 

ニューヨークへ帰る飛行機でも、疲れが溜まっていたからか、酔い止めの薬が私には強過ぎたからか、機内で吐き気が。

 

 

20回ぐらい嘔吐し続け、13時間のフライトでは一口もご飯が食べらなかった(お食事中の方がいたら、ごめんなさい!)

 

 

その後も吐き気が続き、結局2日間食事がとれず、久々に果物を口にした時は、

 

「ご飯が食べられるって、なんて幸せなことだろう!」と心の底から思った。

 

 

これまでにも胃については時々不安を感じることがあったので、先日、意を決して恐怖の胃カメラ検査をすることにした。

 

 

この胃カメラ、初めてやったけど、この世のものとは思えないぐらい辛かった(涙)

 

 

苦しすぎて33歳にもなって病院で泣き、お医者さんと看護婦さんに「。。。だ、大丈夫ですか?」と何回も心配されたほど。

 

 

そんな地獄の胃カメラ検査をした結果、

胃にポリープが見つかった。

 

 

細胞を採取し、追加検査をした所、

幸いそのポリープは良性だった。

 

 

。。。が、お医者さんには、こう言われた。

 

 

「今は大丈夫だけど、こういうのはガンになる可能性があるので気をつけてくださいね」と。

 

 

刺激物(辛いものやニンニクなど)はなるべく避けることと、腹八分目を意識すること、ストレスを溜めないことも、アドバイスされた。

 

 

このことを、

医療関係者の友人に相談した所、

 

 

「さめちゃんもニューヨークで生活する中で、気づかない内にストレスが溜まっていたのかもしれないね」と言われた。

 

 

確かに、ニューヨークは昔に比べ治安が良くなったとはいえ、家から一歩外に出たら本当に色んな人がいる。

 

 

薬やってるんだろうなと思われる、目がいっちゃっている人もいるし、

 

 

道端で寝ているホームレスも至る所にいる(ニューヨークには、ホームレスが6万人以上いるらしい)。

 

 

外では常に気を張っているし、

英語という第二言語で暮らすストレスもあるのかもしれない。

 

 

その友人は、こんなことも言った。

 

 

30過ぎたら、少なくとも5年に1回は胃カメラ検査をした方がいいよ。胃ガンは早期発見だったら、ほぼ治る病気だから」と。

 

 

さらに、

「さめちゃんの家系で、胃が弱かった人いる?家系で弱い臓器は注意した方がいいよ」とも聞かれた。

 

 

考えてみたら、

母も胃が弱くて、しょっちゅうポリープを作っており、毎年胃カメラ検査をしているし、

 

 

おばあちゃんに関しては、胃ガンで亡くなったことを思い出した。

 

 

胃が弱いのは遺伝なのかもしれない。

 

 

思えば私自身、子供の頃から胃腸が弱い子だった。

 

 

昔からちょっと食べ過ぎると、お腹が痛くなったし、

 

 

保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学。。。と、毎回入学やクラス替えなど環境が変わると体調が悪くなった。

 

 

学校では元気に明るくしていたので気づかれにくかったけれど、ストレスで胃が痛くなり痩せる子だったのだ。

 

(でもヶ月もすると新生活にも慣れて、残念ながら太るのだけれど(笑))

 

 

このように家系的にも、これまでの人生を振り返って考えてみても、私は「ちびまる子ちゃん」に出てくる胃腸が弱い山根くんだったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てな感じで、この一連の経験から、

 

20代までは若さとノリで乗り越えられるけど、30過ぎたら、自分の弱点を知ってケアするって大事な事なのだと深く学びました。

 

 

みなさんも、

 

家系的に弱いトコロはありますか?

 

子供の頃から、弱かったトコロはありますか?

 

 

人生という旅をする上で、体は唯一の乗り物。

 

 

もっともっと大切にしていきたいですよね。