昨日、PRETというヘルシー系ファストフード店に行った時のこと。サンドイッチとジュースを買おうしたら、レジで財布を忘れたことに気づいた。
「ごめんなさい、財布を忘れてしまったのでキャンセルしたいです」と言ったら
「いいのいいの。これはサービスよ」とレジのお姉さん。
サンドイッチとジュースで10ドルぐらいするのに、えっ、いいの?!と戸惑いつつも「サンキュー」とお礼を言って店を出た。
ニューヨークではこういうことが、よくある。
ある時は、よく行くパン屋さんでドリンクを頼んだら「今日は僕の最終出社日だから、タダでいいよ」とサービスしてくれた。
またある時は、カフェで仕事をしていたら、店員さんがいきなり席までやってきて、ニコっと笑いながら、チャイラテをプレゼントしてくれたことも。
その時期は、本の執筆でよくその店に通っていたので、店員さんなりに応援してくれたのかもしれない。
そして今日嬉しかったこと。
最近よく行くスタバでドリンクを注文しようとしたら、
店員さんが私の名前を覚えてくれていて、「How are you, Kana」と言ってくれたこと。
そのスタバはタイムズスクエアの近くにあり、毎日たくさんのお客さんが来る。
だから、私の名前なんて覚えていないだろうと思っていたから、嬉しかった。
ニューヨークって、実は人間くさい街。
みな人との繋がりを大事にしていて、こういうあたたかさに触れることが多い。
ニューヨークときくと、冷たいイメージを持つ人も多いけれど、私はあたたかい街だと思う。