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私が今、本を執筆するお仕事をいただけているのは、上阪徹さんが書いたこの本のお陰です!

 

 

 

 

 

この「ブックライター」とは、一言でいうと、著者にインタビューをして本を書く仕事です。

 

 

私は元々インタビューも、文章を書くことも、本を読むことも大好きなので、この本を読んで「私がやりたいことはコレかも!」とピンときて。。。

 

上阪さんのブックライター塾を受講する為だけに、去年の4月~5月に日本に一時帰国をし、学ばせていただきました。

 

 

いま現在、ブックライターのお仕事をいただき、原稿を書いている所なのですが、とにかくやりがいのある楽しい仕事です。

 

 

著者はその分野で活躍されている方。そんな方の貴重なお話を一対一で聞かせていただき、その方が何年もかけて培った仕事術や人生のヒントを本というカタチにして、読者に届けることができるなんて。。。!!本当にステキな仕事だなって思うのです。

 

 

この本で特に好きな言葉が、「読者の役に立つ本を作る!」という言葉です。

 


読者の役に立つ本を作る。

売れそうな本を作るのではなく、いい本を作る。

著者のメッセージが、しっかり届くものを作る。

読みやすく、理解しやすく、ストンと腹落ちできる展開の本を作る。

どんなに売れても、読者の役に立てなければ意味がない。

 

 

こういう姿勢で一冊一冊の本を作っていらっしゃる上阪さんが大好きですし、私もそういう仕事をしたいなと改めて思います。

 

 

あと、今ブックライティングをしていて、すごく参考になったのが、「目指すべき文章を見つけ、何がいいと思ったか分析する」という言葉です。

 

 

私もこれを参考に、いくつかお手本にしたい本を読んで、分析してみました。


 

そして毎回原稿を書く前の儀式として、上記の本を数ページ読んで、参考になった所をノートに書いてから書き始めるようにしました。


 

すると、文章構成やリズムなどの感覚が段々わかってきて、原稿がスムーズに書けるようになりました。これは思わぬ発見!


この「原稿を書く前の儀式」は、引き続き続けていこうと思います。

 

 

ちなみに、次回のブックライター塾の募集がスタートしました!



これをブログで紹介したからといって、私に紹介手数料が入るわけではありませんが(笑)、とても素晴らしい塾だったので、もしご興味があればチェックしてみてください。

 

 

▼上阪徹のブックライター塾

https://www.facebook.com/上阪徹のブックライター塾-617538554983433/

 

 

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【その他、読書メモ】

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⬛️取材内容が難しい場合のキラークエスチョン

「もし、知識がほとんどない読者だったら、どんな風に説明していただけますか?」

この質問をすると、著者は丁寧にわかりやすく説明してくれる。

 


⬛️目指すべき文章を見つけ、どうしてその文章がいいと思ったか分析し、その文章にできるだけ接する。

漢字とひらがなのバランスがいいとか、一文が短くてサクサク読めたとか、難しい単語がなく分かりやすかったかとか、品があって綺麗な文章だったなど細かく分析すると、自分の好みが見えてくる。その好みに近い文章にできるだけ接する。

 


⬛️いい文章は、わかりやすい文章。一気に読み進められる文章。


 

⬛️必ずしも文章の上手さが求められているわけではない。

もちろん、文章は上手であった方がいいが、文章だけがうまくても、優れたブックライターにはなれない。

 

聞かなければいけないことを、ちゃんと著者からヒアリングできる力。

大量の情報の中から、必要な情報を整理しておくことができる力。

読者を想定して、的確な情報を的確な順番で伝えていくことがでいる力。

こういう力を持っている人の方が、ブックライターとして即戦力になりうる。

 

ビジネスライティングに抵抗がなく、人に話を聞いたり、マーケティング的なセンスを持っている人は、すぐにでもビジネス書のブックライターになれる。


 

⬛️推敲は4回。

以下を意識して、推敲する。

 

章と章のバランスはどうか、大きな流れとして違和感がないか。

章や要素の展開に勢いはあるか。わかりやすい論理構成になっているか。

一気貫通で読めるか。

わかりやすい文章になっているか。

用語として正しいか、句読点の位置、文章のリズムにも意識する。

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