文章を書くことも、絵を書くことも、子供の頃から大好きでした。
そして今、その趣味が仕事になっているから不思議です。

「さめちゃんって、何がキッカケでライターになったの?」
「いつからイラストを描き始めたの?」

この質問、色んな人からよく聞かれます。


本日のブログでは、私がライターになったキッカケ、そしてイラストを描く仕事をするようになった経緯について書いていきたいと思います。


私がライターの仕事を始めたのは2015年。主人の転勤でNYに引っ越してからです。


毎日のようにニューヨークに関するブログを書いていたら、それを見たWEBマガジンの編集長から「うちのメディアでコラムを書かない?」と声をかけられたのが、キッカケです。


最初はこのコラムの仕事しかありませんでしたが、次第にNYの新聞でもコラムを書いたり、プレジデント・オンラインなどのビジネス系メディアでインタビュー記事を書いたり、ブックライターとして本(今年の夏に出版予定)を書いたりするようになりました。


そんなわけで、ライター歴はまだ2年ぐらい。


でもNYに来るずっと前から、ブログは書いていました。このアメブロも、サイバーエージェントに内定をもらった大学4年の5月に始めて、今や約11年。

大学2年生の時に始めたmixiもカウントすると、かれこれ13年間ネットで文章を書き続けています。

もっというと、小学3年生の頃から日記を書いていました。

そう、書くことはずっと好きで続けていたことなのです。

だから、こんな風にお金をもらわなくてもやっていた趣味が仕事になるなんて、本当に幸せだなぁと日々感じています。


そして、最近は絵を描くことも仕事になりました。


小学校の時、絵画教室に1年ぐらい通ったことはあるけれど、それは子供の遊び感覚。本格的に習ったことはありませんでした。


でも、当時毎日書いていた日記にはいつもイラストを描いていたし、勉強用のノートにもよく落書きをしていました。


母曰く、机に向かっている私を見て「あら、勉強頑張っているわね」と思って覗き込んだら、ノートに絵を描いているだけだったってコト、よくあったらしいです(笑)


でも大学入学を機に、茨城から東京に上京。夢だった都会での生活を始めたら、それはそれは楽しいことがいっぱい!

毎日朝から晩まで外で遊びまわるようになり、大学を卒業し会社に入ってからも、あまり家でゆっくりすることがなく、めっきり絵を描かなくなってしまいました。


そんな私が、再び絵を描き始めたのが、ニューヨークに引っ越した2015年。


ニューヨーク近代美術館MoMAに行って、抽象的でよく分からないアートを見ていたら。。。「これぐらいの絵だったら、私も描けるかも」と思ったのです(←素人の失礼な発想、お許しください!)。

そして、ちょうどMoMAのお土産売り場にクレヨンが売られていたので、それを買って家で描くようになったのがはじまりです。以来、クレヨン以外の画材も試してみたくなって、色鉛筆や色んな種類のカラーペン、水彩色鉛筆、絵の具…と道具がどんどん増えていきました。


そうこうしているうちに、NYの新聞でコラムを書くことになりました。


1記事につき、写真も1枚用意しなければならなかったのですが、初めて書いた記事のテーマが、「他人がどう思おうと気にしない。私は私。やりたいように生きているニューヨーカー」というもの。

このテーマに合う写真が見つからなかったので、苦肉の策として、コラムの挿絵を自分で描くようになったのです。

▼NYの新聞コラムはこちら

https://sameko.themedia.jp/posts/categories/302203/page/1?type=grid



こんな流れで、コラムの挿絵を描いたり、趣味で描いた絵をSNSで投稿していたら。。。


昨年末、とびきり美味しくてヘルシーなおやつブランド「Kururiをプロデュースしている友人の飯島史子ちゃんから、「今度、新商品を出すんだけど、そのパッケージのイラストをさめちゃんに描いてほしい」という依頼をいただいたのです!


最初、「えっ、私のイラストでいいの?」と、か・な・り驚きました。だって、美大卒でもない、素人ですから。

でも史子ちゃんは、

さめちゃんがニューヨークに引っ越してイラストを描き始めた頃から、いつかKururiのイラストを頼みたいなと思ってたの。だって、すんごい好みのテイストだから!さめちゃんの絵は、見るとほっこりするんだ。」と言ってくれたのです(涙)


それでできたのが、先日このブログでもご紹介した、パンケーキミックスです!
https://ameblo.jp/samechoco/entry-12343034476.html

もう、自分のイラストが商品になるなんて、夢のようでした!




最近すごく思うのが、「好きなコトを続けていると仕事になる」ということです。


なぜなら私自身、ニューヨークに住み始めてこの2年半の間に、趣味だった文章を書くことや絵を描くことが仕事になったから。


好きなことを続けていると、それを見て興味を持ってくれる人がいるのです。


でもそんな「興味を持ってくれる誰か」に知ってもらうためには、やっぱり発信することが大事。


私の場合、ブログやFacebook、Instagramで、日々発信していたからこそ、ウェブマガジンの編集長に「うちのメディアでコラムを書かない?」と声をかけてもらえたし、パンケーキミックスのイラストの依頼もいただけた。

 

発信してなかったら、誰にも知られずに、ホントにただの趣味で終わっていたでしょう。


好きなことを続けること、そして発信すること。


この2つをやっていったら、ただただ好きでやっていた趣味でも、いつの間にか仕事になるのかもしれません。

 

 

みなさんの好きなことは、何ですか?

お金をもらわなくても、やりたいことは何ですか?

 

もしそういう好きなことがあったら、続けること&発信することを、ぜひやってみてほしいなと思います。

 

 

もしかしたら数年後、それが本当に仕事になるかもしれないですから^^

 

 

私もまだまだ未熟なので、もっとスキルを磨いて、今の仕事を極めていきたい。

引き続き、好きなことを続けて、発信していきたいと思います!