私の母は、父が仕事から帰ってくると

父の顔を見るだけで、

その日嬉しいことがあったのか、

嫌なことがあったのか、

言い当てるという特殊能力がありました。

 

 

よく、家族で夕食を食べながら

「今日仕事で良いことあったの?」とか

「何か不安なことでもあるの?」と父に聞いていました。

 

 

そうすると父は

良いことがあった日は「そうなんだよ!」と

嬉しそうな顔をしながら、その日の出来事を話すし

 

 

嫌なことがあった日は「実は。。。」と

心のモヤモヤを母に打ち明け、

夕食を食べ終わる頃には、スッキリとした顔になっていました。

 

 

母はなんでもお見通しだったのです!

 

 

子供の時は

「お母さんってお父さんの心が読めるんだ!すごいなぁ!」と

関心しながら見ていました。

 

 

時は流れ、私も結婚し妻となり。。。

 

 

母まではいかないけれど、

同じようなことをしている自分に驚きます。

 

 

多分、女性は

子供を産み、育てるというDNAを持っているから

察する能力というのが、生まれつき備わっているのかもしれません。

 

 

また男性は、女性に比べて、

立場やプライドもあったりして

嬉しいこと、悲しいことなど

感じたことを素直に周りの人と共有するのが

苦手なのかもしれません。

 

 

だから、

そんな男性の気持ちを察して、話を聞くことは

妻の役割であり、女性の役割なのかなと最近思います。

 

 

とか偉そうに言いながらも、

私はまだまだ未熟なので、

母のように出来ている訳ではありません。

 

 

今年は、もっと主人の気持ちを察して、

話を聞いてあげたいなぁ。